2021年F1第14戦イタリアGP決勝レースを観戦したファンの投票による『ドライバー・オブ・ザ・デー』と、最速ラップを叩き出したドライバーに贈られる『DHLファステストラップ・アワード』、最速のピットストップ作業を行ったチームに与えられる『DHLファステスト・ピットストップ・アワード』の受賞者が決定した。
イタリアGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれたのは、2018年以来の優勝を達成したマクラーレンのダニエル・リカルドだ。決勝レースを2番グリッドから挑んだリカルドは、スタートで好発進を見せトップを奪う。
首位に躍り出たリカルドはストレートスピードの速さを活かして、その後もレースをリードしていく。そしてセーフティカー導入後の再スタートでも、2番手につけるチームメイトのランド・ノリスを抑えきってフィニッシュし、見事に優勝を飾った。
そんなリカルドは、イタリアGPのDHLファステストラップ・アワードも獲得となった。スタートからレースをリードし続けていたリカルドは最終ラップに1分24秒812というファステストラップを記録してチェッカーフラッグを受けている。
そしてDHLファステスト・ピットストップ・アワードを制したのもマクラーレンとなり、22周目にピットインしたリカルドを2.40秒でコースに送り出した。2位にはセルジオ・ペレスのレッドブル・ホンダが2.49秒、3位にはジョージ・ラッセルのウイリアムズが2.56秒で続いている。