【動画】ライコネンとジョヴィナッツィが『ウィスパーチャレンジ』で珍回答

　アルファロメオのアントニオ・ジョヴィナッツィとキミ・ライコネンがYouTubeに登場。海外で人気のパーティゲーム『ウィスパーチャレンジ』に挑戦したふたりだが、珍回答の連続に笑いが止まらなくなってしまった。

『ウィスパーチャレンジ』は、大音量で音楽が流れるヘッドホンを付けた状態で相手が何を言っているのかを当てるゲーム。ルールは単純だが、相手の口の動きやかすかに聞こえてくる声から言葉を推測するのは難しく、ジョヴィナッツィが「スター・ウォーズ」と言っても、ヘッドホンを付けたキミ・ライコネンには「カー・ウォッシュ」と聞こえてしまう。

　単語レベルでも難しいのだから、映画『フォレストガンプ』の名台詞「Life is like a box of chocolate.（人生はチョコレートの箱のようなもの）」なんて伝わるわけがない。ライコネンが「Life」と言っても、ジョヴィナッツィは「I live」と回答。「0点だね」とライコネンから厳しいツッコミが入る。

　しかし、間違いながらも必死に食らいつこうとするチームメイトに、ライコネンも「チョコレート、チョコレート」とチョコを食べるようなジェスチャー付きで優しく教えてくれる。『アイスマン』のお茶目な姿にはスタッフもジョヴィナッツィも笑いがこらえきれず、当のライコネンも照れながら苦笑いだ。

　最後に与えられた言葉もまた名台詞。シャーロック・ホームズシリーズから、名探偵ホームズが助手のワトソンに言う「Elementary, my dear watson. （初歩的なことだよ、ワトソン君）」だ。もちろんこれもふたりには難しすぎた。ジョヴィナッツィが「Elementary」と読み上げると、ライコネンは「I’m Itaian？」と聞き間違えてしまう。ジョヴィナッツィはイタリア人なのである意味では間違っていないのだが、もちろんクイズとしては不正解。諦めたライコネンは、「聞こえないよ」とヘッドフォンを外そうとしながら「イタリアン何とかだろ？」と投げやりに回答し、全員が爆笑に包まれた。

　笑顔の耐えないジョヴィナッツィとライコネンだったが、残念なのは彼らが今シーズン限りでF1の世界から姿を消してしまうこと。このふたりが揃うシーンを見られるのも、あともう少しだ。