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特集

投稿日: 2020.10.16 22:15
更新日: 2020.12.03 00:54

MINI CHALLENGE JAPAN 2020 Round.1 富士スピードウェイ レースレポート


PR | MINI CHALLENGE JAPAN 2020 Round.1 富士スピードウェイ レースレポート

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.1 (第1戦/第2戦)レースダイジェスト

富士スピードウェイを舞台にJCW/クーパーSクラスとも初参戦組に注目

2020年8月2日(日)富士スピードウェイにおいて、『MINI CHALLENGE JAPAN(MCJP)2020』Round.1(第1戦/第2戦)が開催された。

当初は5月23日〜24日に予定されていたラウンド1だが延期され、7月12日に行われたラウンド2(第3戦・第4戦)が実質的な“開幕戦”となり、その3週間後にスケジュールが変更された。

予選、決勝とも1日で行う1デイ2レースで開催。また、決勝レース#1は予選でスターティンググリッドを決めるが、決勝レース#2は決勝レース#1で上位60%に入ったドライバーがその順位を“ひっくり返して”グリッドにつく「リバースグリッド」を採用する。

そして、従来のJCWクラスに加えて、Nゼロ規定に則ったクーパーSクラスが設けられ、2クラスの混走となることなど、ラウンド2と同様のレースフォーマットで行われた。

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.1 (第1戦/第2戦)【JCWクラス】

F3選手権を戦ってきた強者、三浦 愛選手が参戦!!

ラウンド1 JCWクラスの出場ドライバーは、2号車 後藤比東至選手、7号車 為谷勝太選手、9号車 三浦 愛選手、10 号車 勝亦勇雅選手、17号車 鈴木建自選手、19号車 松本武士選手、22号車 吉田淳一選手の7名が揃った。

なかでも注目は、三浦 愛選手だ。今回はスポット参戦だったものの、三浦選手は6シーズン連続で全日本F3選手権を戦ってきた強者だ。練習時間が少なくマシンに慣れない様子だったが、決勝レース#1は3位、そして決勝レース#2では2位という好成績を残した。

そして、ツインリンクもてぎで開催されたラウンド2の実質的な開幕戦に続いて、ラウンド1も19号車松本選手が速さを見せつけ、2連勝を飾った。

また、7号車 ダイワグループは、MINI杉並やMINI西東京など自動車販売店を幅広く展開している会社のチームで、ラウンドごとに異なる『社員ドライバー』がステアリングを握っている。今回マシンを託された為谷選手は、予選で5番手、決勝レース#1は6位、決勝レース#2を4位でラウンド1を終えた。

決勝レース#1は、松本選手が優勝、2位 後藤選手、3位 三浦選手、4位 勝亦選手、5位 吉田選手、6位 為谷選手、7位 鈴木選手というレース結果となった。

決勝レース#2は、松本選手が決勝レース#1に続き優勝。松本選手は、開幕戦(1戦、2戦)から4連勝となった。以下、2位 三浦選手、3位 後藤選手、4位 為谷選手、5位 吉田選手、6位 鈴木選手という順位で、勝亦選手は5周を終えたところでリタイヤしている。

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.1 (第1戦/第2戦)【クーパーSクラス】

MINIを操る勘をがっちりと掴んだ伊藤選手が2戦とも優勝

クーパーSクラスは、3号車 木村英樹選手、6号車 伊藤聡夫選手、11号車 笹 瑞穂選手、27号車 諏佐憲二選手、70号車 増田直人選手、77号車 永井隆太郎選手、99号車 山本 賢選手、337号車 瀧井厚志選手の8台がエントリーした。

出場者の中で、ラウンド2の雪辱を期していたのが伊藤選手だ。ツインリンクもてぎでは結果を残すことができなかったが、今回は万全の体制で臨んだ。

また伊藤選手はMT車で参戦しているが、これはマシンを操ることに対する伊藤選手の強いこだわりだという。

そんな伊藤選手が予選では頭ひとつ抜け出た速さで圧倒し、ポールポジションを獲得。そして決勝レース#1は一度もトップを明け渡さずに優勝。さらに決勝レース#2も伊藤選手が3周目にトップに立ち、2連勝を果たした。

決勝レース#1は、伊藤選手が優勝。2位 諏佐選手、3位 瀧井選手、4位 木村選手、5位 山本選手、6位 増田選手、7位 永井選手、8位 笹選手というレース結果となった。

決勝レース#2は、伊藤選手が2秒半弱の差をつけて優勝。瀧井選手は決勝レース#1から順位をひとつあげて、2位でレースを終えた。また3位には、徐々にポジションをあげた山本選手が入り、4位 木村選手、5位 諏佐選手、6位 増田選手、7位 永井選手、8位 笹選手というレース結果となった。

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