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特集

投稿日: 2020.12.13 10:00
更新日: 2020.12.14 11:05

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO レースレポート


PR | MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO レースレポート

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 (第5戦/第6戦)レースダイジェスト

腕と度胸、どちらも必要なテクニカルコースを舞台にMINIがバトル

2020年8月23日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOにおいて『MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3』(第5戦/第6戦)が、MINI正規ディーラー“モトーレン仙台”のサポートを受けて開催された。

1デイ2レース、決勝レース#2はリバースグリッド方式を採用。従来のJCWクラスに加え、Nゼロ規定に則ったクーパーSクラスが設けられ、2クラス混走となることなどレースフォーマットに変更はなく、第5戦(決勝レース#1)と第6戦(決勝レース#2)が行われた。

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3(第5戦/第6戦)【JCWクラス】

松本武士選手がクールな走りで開幕から6連勝を飾る

2号車 後藤比東至選手、7号車 松本拓也選手、17号車 鈴木建自選手、19号車 松本武士選手、5号車7 阿部良太選手の5台によるバトルとなったラウンド3。

■予選

気温26度、天候は曇り、少し湿度が高めなものの、比較的過ごしやすい気候の中、予定通り8時30分に20分間の予選がスタートした。

後藤選手が3周目に1分36秒352でトップに立つ。しかし、直後に2周走行後に前後タイヤを入れ替えコースに復帰した松本武士選手が、1分34秒724という圧倒的な速さを見せつけ、ポールポジションを獲得した。

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO
MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO

■第5戦 決勝

スタート直後、4番グリッドだった鈴木選手が素晴らしい反応で3位にポジションアップ。松本選手、後藤選手、鈴木選手、松本拓也選手、阿部選手の順で1コーナーに飛び込む。

トップ争いは松本武士選手が1分35秒台のラップタイムを刻み、後藤選手を徐々に引き離す。

最終的には、2位の後藤選手に5秒267の差をつけて松本武士選手が優勝。3位はダイワグループチームとして初めて表彰台をゲットした松本拓也選手、4位は鈴木選手、5位は阿部選手という結果となった。

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO
MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO

■第6戦 決勝

MINI CHALLENGE JAPANは“リバースグリッド”を採用するため、前戦の1位から3位までが順位を“ひっくり返して”スターティンググリッドにつく。

ポールポジションは松本拓也選手。そして2番手 後藤選手、3番手 松本武士選手、4番手 鈴木選手、5番手 阿部選手の順となったが、松本拓也選手がクラッチトラブルで出場を断念。

レースはなんとか一矢報いたい後藤選手が松本武士選手に最後まで食らいつくが及ばず、松本選手が開幕から6連勝を果たした。

3位には松本武士選手のチームメイト、鈴木選手が入り、うれしい初表彰台となる。4位のTeam AbeMotors 阿部選手は、予選、そして決勝の2レースをすべて走りきり、手応えを感じるラウンドとなった。

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO
MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3(第5戦/第6戦)【クーパーSクラス】

第5戦(レース1)谷岡選手、第6戦(レース2)瀧井選手ともに初優勝

4号車 谷岡 力選手、6号車 伊藤聡夫選手、27号車 諏佐憲二選手、30号車 白戸次郎選手、337号車 瀧井厚志選手の5台が出場。谷岡選手と白戸選手は初参戦で、ふたりとも“楽しく走ろう.com”チームからのエントリーだ。白戸選手は少数派のMT車でのチャレンジとなる。

■予選

クーパーSクラスのマシンは序盤から積極的にアタック。まずは瀧井選手が1分43秒989の好タイムをマーク。

その後、空気圧をチェックしてコースった谷岡選手が、6周目に1分43秒678をマークして瀧井選手を抑えトップに躍り出た。

そして初参戦の谷岡選手がポールポジションを獲得。2番手 瀧井選手、3番手 伊藤選手、4番手 白戸選手、5番手 諏佐選手という予選結果となった。

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO
MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO

■第5戦 決勝

スタート直後、谷岡選手と瀧井選手がイン側から1コーナーへ。これに対して伊藤選手はアウトから一気に2台を抜きにかかり、トップの谷岡選手は捉えられなかったものの、瀧井選手を抜いて2位に上がる。

谷岡選手は、1分46、47秒台でラップを刻み、7周目には10秒以上、10周目には20秒以上のアドバンテージを得るという、盤石の走りを見せる。

そして2位を27秒近く離して谷岡選手が優勝。2位 瀧井選手、3位 伊藤選手、4位 諏佐選手、5位 白戸選手という結果となった。

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO
MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO

■第6戦 決勝

第5戦の結果を受け、ポールポジションは伊藤選手、2番手 瀧井選手、3番手 谷岡選手、4番手 諏佐選手、5番手 白戸選手の順でスターティンググリッドにつく。

最初に1コーナーへ飛び込んだのは瀧井選手。そのままトップを走り、1周目は瀧井選手、伊藤選手、谷岡選手の順でメインスタンド前に戻ってくる。

2位の伊藤選手は速さを見せるもののマシンの挙動が不安定で、谷岡選手が強烈にプッシュ。そして6周目、ついに谷岡選手が前へ。

その後、トップの瀧井選手と2番手 谷岡選手が大接戦。谷岡選手があと一歩のところまで迫ったが、瀧井選手がしっかり守り切り初優勝を飾った。

MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO
MINI CHALLENGE JAPAN.2020 Round.3 スポーツランドSUGO

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