同じく僚友を務めるシャナントゥオーニも「この近年、大きく成長しているカテゴリーで自分の継続的な存在感を確認できることが重要だ」と述べた。

「2024年に向け、我々は初戦からタイトルを争うことを念頭に置いている」と、昨季は2勝を挙げてランク8位となったシャナントゥオーニ。

「このカテゴリーはとてもレベルが高く、簡単でないことは分かっている。それでもパラディーニ・レーシングとともに、両車でタイトルを目指して戦いたいと思っているよ」

 そしてチーム加入初年度の昨季は表彰台を4回獲得し、総合7位でフィニッシュしたカゼッラも、引き続き最新のホンダ車をドライブする。

「TCRサウスアメリカでの冒険を継続でき、とてもうれしく思う。このカテゴリーは僕が過去2年間レースをしてきたカテゴリーであり、その前年度にもスポットで1戦を経験したから、すでにベテランさ(笑)」と続けたカゼッラ。

「今後数週間以内にプレシーズンテストを行う予定で、すでにシミュレーターで周回を重ねており、昨年の成績を改善するために取り組んでいる。多くの競争力あるドライバーと対戦すると覚悟しているし、ハードにプッシュする必要があるだろうね」

 そんなブラジル登録も兼ねるカゼッラ同様、こちらは創設初年度から4シーズン連続での参戦を表明したラファエル・レイスは、同国を拠点とする初代チャンピオンチームのW2プロGPにて、新型『クプラ・レオンVZ TCR』のデリバリーを受ける世界最初のドライバーになることも明かされた。

 シリーズ最多となる6回のポールポジションを獲得し、通算5勝を記録するレイスは、昨季2023年も新王者モンテネグロとトヨタのラヴァーに次ぐランキング3位に滑り込み、例年タイトル争いの輪に加わり続けてきた。

 そのほか、前述のPMOのサテライトであるPMOレーシングで、昨季までプジョー308 TCRをドライブしたギリェルメ・ライシュルがW2プロGPに移籍し、新たにクプラ・レオン・コンペティションTCRをドライブ。その空いたシートにはスクーデリア・キアレッリのヒョンデ・エラントラN TCRで戦ってきたペドロ・カルドゥソが加入している。

ファン-マヌエル・カゼッラが、引き続きSquadra MartinoでFL5型ホンダ・シビック・タイプR TCRのステアリングを握る
ラファエル・レイスは、初代チャンピオンチームのW2 Pro GPにて、新型『CUPRA León VZ TCR』のデリバリーを受ける世界最初のドライバーとなる

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