8月28〜30日、FRJの2026年第4大会(第8戦〜第10戦)が宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。15台(そのうちマスタークラスが7台)がエントリーを集めた第4大会は、終始不安定な天候となった。
この週末は3レース制のため、公式予選1回目(QF1)のベストタイム順で第8戦のグリッド、QF1のセカンドベストタイム順で第10戦のグリッド、QF2のベスタイム順で第9戦のグリッドが決定される。
QF1は赤旗中断を挟むウエットコンディションとなるなか、下野璃央(Dr.Dry F111)が好走を見せ、第8戦と第10戦のポールポジションを獲得。続くQF2もウエットコンディションのなか、大宮賢人(PONOS RACING F111/3)が最速タイムを刻み、第9戦のポールポジションを獲得した。
22周または30分の第8戦決勝は、予選後の29日(土)午後に開始された。雨が降ったりやんだりする不安定な天候のもと、ポールシッター下野が1コーナーのホールショットを守ると、2番手大宮、5番グリッドから浮上した洞地遼大(PONOS RACING F111/3)が3番手で続いた。
下野は快走を続け、11周目には2番手大宮に10秒以上のギャップを広げ首位をキープ。一方、大宮、洞地、三浦柚貴(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)の3台が激しい2番手争いを繰り広げたが、ポジションは変わらず。
21周目に最大時間の30分を迎え、下野がトップチェッカー。7.334秒の大差でFRJ初優勝をポール・トゥ・ウインで飾った。大宮が2位、洞地が3位という表彰式となった。マスタークラスは総合6位の鳥羽豊(AIWIN F111/3)が制した。
30日(日)午前に行われた第9戦決勝。日を跨いでも依然としてウエットコンディションとなった。ポールシッターの大宮がホールショットを守ると、2番手洞地、3番手三浦が続く展開に。
そんななか、レース序盤に馬の背コーナーの先で、AKITA(ACR Formula R)が激しくクラッシュ。これで約45分間の赤旗中断となった。レースは残り20分より、2周のSC先導周回を経て再開を迎えた。
レースは14周目がファイナルラップとなるなか、大宮は独走態勢をキープ。2位洞地に14.891秒もの大差をつけて今季4勝目を飾った。3位は三浦となった。マスタークラスは総合6位となった植田正幸(Rn-sports F111/3)が制した。なお、植田にとっては今季初クラス勝利となった。
30日(日)午後の第10戦では、ポールシッターの下野の蹴り出しが悪く、3番グリッドの洞地と、2番グリッドの大宮が下野の前に出た。PONOS RACINGの2台は1コーナーからサイド・バイ・サイドとなると、続く2コーナーで2台は接触しともにスピン。背後にいた下野が芝生の上に退避するなか、混乱をうまくすり抜けた三浦が首位、リン・チェンファ(RAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3)が2番手に浮上した。
洞地は最後尾までポジションダウン。同じくスピンを喫し3番手に交代した大宮は、2周目にチェンファをかわして2番手の座を取り戻す。大宮は続けて三浦の背中を追い、11周目の1コーナーで三浦のインに飛び込むが、ここで2台は接触。三浦はスピンからコースオフを喫するも、2番手でコース復帰が叶った。
14周目にリ・シュエンユ(TLM by Z.SPEED F111/3)がストップしSC導入に。レースは残り時間1分38秒となった18周目に再開された。大宮が首位のままファイナルラップの19周目を終えてトップチェッカーとなったが、三浦との接触に伴う5秒のタイムペナルティが下った。これで2番手チェッカーの三浦が今季3勝目を飾った。
2位は最後尾からの追い上げが叶った洞地。3位はチェンファとなった。4位下野、大宮は最終的に5位となった。マスタークラスは総合7位の入榮秀謙(アポロ電工フジタ薬局Bellona)が今季初クラス勝利を飾った。
2026年FRJ第5大会(第11戦〜第12戦)は、9月25〜26日に富士スピードウェイで開催される。
