WTCCのプロモーターを務めるフランソワ・リベイロは、デ・ソウザのスポット参戦という形でのシリーズ“復帰”を歓迎する意向を示すと同時に、次のアジア・フライアウェイ2戦のグリッドに17台のTC1車両が並ぶことを喜んだ。
「フェリペがWTCCにカムバックし、RCモータースポーツが3台目のマシンを走らせるのは、素晴らしい決断だった」とリベイロ。
「2017年シーズンのWTCCは非常に競争が激しく、フェリペにとっては困難なチャレンジになるかもしれない。しかし、彼はこの機会を最大限に活用する正しいマインドを持っていると信じている」
デ・ソウザは、今季から新たに始まったTCRチャイナにも参戦し、香港を拠点とするチームワーク・モータースポーツのフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRをドライブ。
またここ数年のマカオ、ギア・レースではツーリングカー・カップに参戦し、TC2Tクラスとなる旧型シボレー・クルーズでエントリーしてきた。
RCモータースポーツも近日中にマカオへの参戦ドライバーを確定させる意向だが、ギアレースの週末はドライバーひとりにつき、シングル・カテゴリーへの参戦のみが認められるため、デ・ソウザがギア・サーキットでTC1をドライブするには、所属チームとの折衝という障壁が残されている。
