「ダニエル(・アプト)は第1戦と第2戦、両日ともにすばらしい成績を収め、この勝利は絶対に価値があるものだ」と語るのはアウディスポーツ・アプト・シェフラーの代表を務めるアラン・マクニッシュ。
「今回の事態は明らかに単純な管理ミスであり、(部品番号が違ったことで)アドバンテージを得ることはなかったと考えている。我々はこの件についてFIAにアピールを行なったが、それはすべての詳細を明確にする機会を欲しているためなんだ」
同チームの失格処分は前身のアウディスポーツ・アプト、アプト・シェフラー・アウディスポーツ時代を含め今回が3度目。過去の2度の処分はいずれもルーカス・ディ・グラッシに対してのもので、1回目は2014/15年シーズン第8戦ベルリンePrixの優勝後。2回目は2015/16年シーズン第5戦メキシコePrix、こちらも優勝決定後に失格処分となっている。
なお、それぞれの原因は1度目が補強されたフロントウイングを使用したことによるテクニカルレギュレーション違反。2度目はレース後の最低重量違反だった。
