佐藤万璃音
佐藤万璃音

■佐藤万璃音のコメント
「15シーズンのイモラでは速かったクルマが、5月10日の合同テストでは信じられないほど遅かったので、心配しながら迎えた第3大会でした。それでも、練習走行ではチームとの共同作業で改善の兆しが見られ、セッションの最後にタイヤのスローパンクチャーに見舞われなかったら、十分にトップ10のラップタイムを残せていました」

「予選1回目は、周囲に居たクルマがバラけ始めた絶好の時期に何の前兆も感じられないままスピン、コースアウトしてグラベルベッドに埋まってしまいました。赤旗掲示でセッションが中断されたのでクルマを引き出してもらいたかったのですが、早く降りろというオフィシャルの強い指示に負けて従いました。クルマに大きなダメージが無かっただけに、予選2回目への出走が叶わなかったのは非常に残念でした」

「決勝レース1のクルマのセットアップは決してよくなかったものの、今年最高のスタートを決めて順位を上げました。ライバルに比べるとラップタイムは歴然と遅かったのですが、強い気持ちで競り合いに挑んで順位を挽回しました。9番手まで上がったところで赤旗。さらに順位を上げるだけの時間も自信もあったので、最終結果が15位と聞いたときは力が抜けました。ただ、SCばかりで実際にレーシングスピードで走る機会が僅かだったにもかかわらず、何台もオーバーテイクできたのは収穫でした」

「決勝レース2は直前に降り始めた雨で、スリックタイヤで行くかレインタイヤに代えるかギリギリまで悩みましたが、雨脚が酷くなったので結局はレインを履きました。SC先導で始まったので、自分の強みであるスタートダッシュは生かせませんでした。このレースもSCばかりで最後は赤旗で終わり、戦うチャンスがほとんどありませんでした」

「決勝レース3も、天気と路面の急激な変化によりSC先導で始まりました。やはり戦うチャンスはほとんどありませんでしたが、リタイアすることなく順位を上げて18位。予選1回目のスピンに始まり、レーシングスピードで走れる機会も決勝の3レースで合計10周くらいしかなかったという、本当に欲求不満の週末でした。それでも決勝レース1のように、自分が前のクルマを抜くときに後ろのチームメイトも一緒に抜いてこられるよう、チーム全体の結果も考えてレースを組み立てる余裕はありました」

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