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2016.04.13

佐藤万璃音、イタリアFIA-F4開幕戦は雨で苦戦「トップと変わらないハイペース。結果を残せず残念」


海外レース他 | 佐藤万璃音、イタリアFIA-F4開幕戦は雨で苦戦「トップと変わらないハイペース。結果を残せず残念」

2016年4月13日

2016 イタリアFIA-F4第1大会(ミサノ)レビュー
--佐藤万璃音、表彰台目前からの暗転--

■大会概要
開催地:イタリア・ミサノ(ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ:一周4.064km)
開催日:2016年4月8日(金)~10日(日)

■ミサノ・レビュー
4月8日(天気:曇り時々雨/路面:ドライ~ウェット)予選1組 4番手(参加21台)
4月9日(天気:晴れ/路面:ドライ)予選レース1(25分間+1周) 27位(参加28台)
4月9日(天気:雨/路面:ウェット)予選レース2(25分間+1周) 11位(参加27台)
4月10日(天気:晴れ時々曇り/路面:ドライ)決勝レース(25分間+1周) 22位(参加36台)

 イタリア中部のミサノで4月8~10日、イタリアFIA-F4開幕大会が41台の参加により実施され、フォーミュラカーレース2シーズン目を迎えた佐藤万璃音(さとうまりの/16歳)は、同シリーズにヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)より参戦しました。

 大量の参加を受けて競技方式は当初予定から変更。41台を1と2の二組に分けて予選を実施、予選の結果でAとBとCの三グループに41台を割り振りながら予選レースのスターティンググリッドを決定、AとB/BとC/AとCによる予選レースを実施、3回の予選レースの結果で最大36台のスターティンググリッドを決定して決勝レースを実施、という流れになりました。

 8日はぐずついた天気となり、午前と午後の練習走行ではドライコンディションだったものの、夕刻の予選を迎えるころにはウェットコンディションへ変わりました。20分間のうちに2回赤旗が掲示される波乱の展開のなか、予選1組で出走した万璃音は21台中4番手と好発進をきりました。

 9日の予選レースに向けて万璃音はBグルーブに割り振られました。午前に実施されたAとBによる予選レース1、6番グリッドの万璃音は素晴らしい出足で第1コーナーまでに5番手へ浮上、さらにコース半ばのヘアピンコーナーで4番手の車両を鮮やかに抜きました。しかし、直後に3番手を行く車両に追突してフロントウイングを失いました。ピットへ戻って車両を修復して再び戦列に復帰、果敢に前方を追うものの1周後れの27位に留まりました。

 BとCによる予選レース2は夕刻の開始30分前に突然の雷雨に見舞われ、コースインを待っていた27台のチームは大慌てでタイヤ交換やセットアップ変更を強いられました。セーフティカー(SC)先導によりレースは始まり、5番グリッドの万璃音は4番手で序盤を戦い始めました。しかし、雨が止み始めて路面の水が減り始めると苦戦。徐々に順位を落として、惜しくもポイントに届かない11位となりました。

ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシングからイタリアFIA-F4に参戦する佐藤万璃音
ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシングからイタリアFIA-F4に参戦する佐藤万璃音

 27位と11位という予選レースの結果を受け、10日の決勝レースで万璃音は22番グリッドを獲得しました。夕刻の西日を受けてスタートしたレースは、いきなりの事故でSC導入。このとき万璃音はエンジンストールに見舞われ、その場での再始動も叶わずピットレーンに押し戻されて最後尾まで後退しました。大きくタイムロスしながらも戦列に復帰し、先頭集団と同等のラップタイムで追い上げを図った結果19位でチェッカードフラッグ。ただし、黄旗区間中の追い越しを問われ、最終結果に10秒加算のペナルティを科されて22位となりました。

 なお、イタリアFIA-F4第2大会はアドリアのアドリア・インターナショナル・レースウェイで、5月6~8日に開催されます。

■佐藤万璃音のコメント
「得意ではないウェットコンディションだったので、10番手くらいかもしれないと事前に覚悟して臨みました。予選1組での4番手は正直ビックリです」

「完璧なクラッチミートで予選レース1をスタートできました。先行する3、4番手のペースが遅かったので、1周を終える前に2台を抜いてトップ争いに加わるつもりでした。コース半ばのヘアピンコーナーで、アウトからインへラインを切り返して4番手を抜きました。しかし、目の前にコーナリングスピードが遅い3番手がいて追突しました」

「予選レース2の序盤は難しい路面コンディションで、苦しみながらも順位を守っていました。しかし、路面の水が捌けてくると僕以上に後続がペースを上げて、徐々に順位を落とす悔しい展開となりました」

「予選レースが不振だったので決勝レースへ出られるかどうか不安でしたが、22番グリッドを獲得しました。肝心のスタートは電気系トラブルでエンジンストール。クルマにはスピードがあり自分自身の調子も良く、トップと変わらないハイペースで何台も抜きました。だからこそ結果を残せなかったのは残念です」


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