続く10周目には前戦で連勝を飾っている同じくシボレーに乗るベルナルド・レイバー(シボレーYPFクルーズ)のマシンがパンクし緊急ピットインを余儀なくされる。同じ周には元WTCC世界ツーリングカー選手権レギュラーのネストール・ジロラミ(プジョー408)もハイドロリックのトラブルでピットへ。

 11周目にはレイバーのマシンから飛散したタイヤデブリの処理でSCが導入されるると、14周目のリスタートでは後方でバトルを展開していたアルドゥソとロッシがふたたび接触。ホームストレート上で右フロントタイヤを失ったロッシのカローラがクラッシュし、再度SCランとなってしまう。

 この機会に乗じてアタックを仕掛けたのは、10秒加算ペナルティを受けているサンテロのカローラで、19周目にレースが再開されるとシケインで首位チャプルのシトロエンC4ラウンジのインサイドにダイブ。激しくタイヤをロックさせながらも首位浮上に成功すると、そのままロスタイムを取り戻すべくチャージを開始する。

 しかしこの動きが祟ったか、25周目に他車のアクシデントとときを同じくして、サンテロのカローラはオーバルコースで負荷の掛かる右フロントタイヤがブロー。ピットへと戻らざるを得なくなり、ここでトヨタ陣営のチャンスは潰えることに。

 クラッシュとタイヤデブリの散乱によってこの日3度目の出動となったSCランの最中に最大時間50分を迎えたレースはチェッカー。シトロエンC4ラウンジのチャプルが見事に週末完全制覇を達成し、2位にルノーのスパタロ、3位にシボレーのカナピノが続く結果となった。

 この週末のリザルトで選手権首位の王者アルドゥソは101ポイントとリードを拡大することに。ランク2位のカナピノが78、3位のリオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT)が68、チャプルが67ポイントの4位に続いている。

 次戦STC2000の第6戦は、7月21〜22日にアルゼンチン中西部の州都サン・フアンにある、高速ストレートと8の字立体交差を持つ特徴的レイアウトのトラックで開催される。

R2を通じてバトルを展開した王者ファクンド・アルドゥソとトヨタのエース、マティアス・ロッシ
2014-15王者で今季凱旋復帰を果たしたネストール・ジロラミは、不運続きで未だ表彰台獲得はなし
SC先導によるチェッカーとなったR2。2位にはルノー・スポールのエミリアーノ・スパタロが入った
昨季の不振を乗り越え、R2で3位表彰台の16年王者アグスティン・カナピノがランキング2位に浮上

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