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投稿日: 2016.08.26 19:33
更新日: 2016.08.26 19:34

FE:べンチュリが18/19シーズンに向けZFと包括的車体開発提携を発表


海外レース他 | FE:べンチュリが18/19シーズンに向けZFと包括的車体開発提携を発表

 ベンチュリの最高技術責任者(CTO)であるフランク・バルデは、サスペンション供給でも即座に影響が出るだろうと述べつつも、ファースト・プライオリティは完全に新しい、将来のパワートレイン開発であると説明する。 

「本当に素晴らしい体制でシーズン3をスタートすることができた。そしてこれは、始まったばかりの長期的プログラムだ」

テストではコース上でストップする場面もあったが、ルーキーのエンゲルも順調に周回を重ねた
テストではコース上でストップする場面もあったが、ルーキーのエンゲルも順調に周回を重ねた

「我々はダンパーから協業体制を開始するが、それはSACHSが最高品質の製品であるということを知っているからだ。と同時に、ダンパー以外の部分にノータッチである……という意味ではないことも言っておこう」

「我々は、マシンのあらゆる分野でパフォーマンスが改善でき、高めることが可能だと思える、ZFの持つすべての技術を利用している」

「私たちの主な焦点は(マシン全域が完全自由設計となる)シーズン5だ。彼らはすでに我々を支援してくれているし、シーズン4に向けては完全に新設計のパワートレインを搭載する必要も出てくるだろう」

「ZFの持つエレクトロニクスと機械工学の技術に、ベンチュリの専門知識をプラスすれば、1台のマシンでフルレングスのレースを戦うという難しい挑戦に立ち向かうための素晴らしいチームが構築できるだろう」

カンファレンスにはチームとZF側の代表者に加え、シリーズのCEOであるアレッハンドロ・アガグも参席
カンファレンスにはチームとZF側の代表者に加え、シリーズのCEOであるアレッハンドロ・アガグも参席

 ZFは現在でも世界で数多くのモータースポーツカテゴリーにパートナーシップ契約を結んでおり、トヨタのLMP1プログラムや、ドゥカティのMotoGPプロジェクト、そしてドイツツーリングカー選手権(DTM)や日本のスーパーGTともアライアンスを結んでいる。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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