■万璃音「これからも競争の激しいヨーロッパを舞台に挑戦を続ける」

「練習走行1、2回目と予選1回目は、トラクションがまったく足りなくて苦労しました」と万璃音。

「予選2回目に向けてはエンジニアの判断で前の車高を上げ、後ろのスプリングを柔らかくました。しかし、クルマの感触にあまり良い変化はありませんでした

「予選2回目からクルマを少し調整しただけで臨んだ決勝レース1、トラクション不足はまったく解消されておらず目の前が真っ暗になりました。根本的にクルマのセッティングが自分のドライビング・スタイルに合っていないと感じましたが、大きく変更している時間もなかったため微調整で決勝レース2を迎えました」

「決勝レース2は入賞圏内からのスタートでしたし意を決し新品タイヤを4本投入したので、少なくとも久々にポイント獲得はできるだろうと楽観視していました。しかし、最終的に34 周レースの10 周目には早くもリアタイヤのグリップを大きく失い、前のクルマを追うことはもちろん後ろのクルマを抑えることもできませんでした」

「クルマのトラクション不足の原因はデファレンシャルにあると確信したので、決勝レース3の前にチームとエンジニアにその調整を進言しました。実際のところこれがドンピシャリで明らかなクルマの改善を感じてワクワクしました」 

「しかし……。最後尾へ落ちた直後はレースを投げようとさえ思いました。でも、自分で考えたクルマのセッティングが間違っていないと証明したいという気持ちが湧き、最後まで全力でプッシュしました。結果は16位に終わったものの、チームやエンジニアに対して自分のドライビング・スタイルに合ったクルマのセッティングの方向性を示せたと思います」

「シーズン前に望んでいた結果とは程遠いものに終わったユーロF3の2シーズン目。悔しさとやるせなさが募ります。しかし、いつまでも下を向いているわけにはいきません。来季に向けてはマネジメント・チームと最善の進路を考えつつ、いまは今季最後の戦いである“マカオGP”に向けて準備しています。これからも僕は競争の激しいヨーロッパを舞台に挑戦を続けます」

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