初めて走行するヤス・マリーナ・サーキットは「苦手だなと意識するコーナーはないです」と語る。
「好きだなと思うコーナーは、2個目のバックストレートエンドのシケイン(ターン11~13)、あと最終コーナーからひとつ手前(ターン20)も得意です」
初経験のピレリタイヤについては「(10月にテストした)ヨーロピアンF3のタイヤと比べて、横方向のグリップが厳しい。最初、F3の乗り方ではタイムが伸びなかった。乗り方を少し変えてみたら思ったよりもタイムが出ました」と高い適応力を示した。
担当するエンジニアについては「お父さんぐらいの歳です」と語る18歳の角田。
「楽しく、気さくなイタリア人。ジョークはジョークとして、まじめなところはまじめ。その切り替えがよくわかってないですけど、いまのところはいい雰囲気でできています」
「でも、まだ前には何台かいるし、ほかのドライバーも上がってくると思うので、みんなに負けないようにしたいです」
初日で高い適応力と速さを示した角田。2日目以降の走行にも目が離せない。


