「ジェイミーとは不良中年仲間として、ふたたびタッグを組めるのが本当に楽しみだし、そこにシェーン(ヴァン・ギズバーゲン)を加えることで完璧な“悪ガキども”が揃ったね」とご満悦のラウンズ。

「スーパーカー時代には、このボーダフォンのカラーリングのマシンでたくさんの良い思い出を作った。こうしてふたたびこのロゴを見られるのは素晴らしいことだし、あの時代の偉大な記憶が甦ってくるようだね」

「願わくばボーダフォン、トリプルエイト、そしてスコット・テイラー・モータースポーツに最高のリザルトをプレゼントしたい。僕たち3人があのトラックを知り尽くしていることは明快だし、このトリオで同じクルマを共有するのは非常に強力だと思う。個人的にはマシン習熟が必要だけど、それはすぐに成し遂げられるはずさ」

 メルセデスAMG GT3初ドライブとなるラウンズに対し、SVGは2017年から2大会連続で同車を経験しており、ウインカップは2018年にそのRBRAのチームメイトとタッグを組んでいる。

「ラウンズとふたたび組めるのは本当に楽しみだ。またシェーンが2019年も引き続き僕の隣にいてくれるのも本当に心強い」とウインカップ。

「すべての要素が素晴らしいショーのために整えられたと感じているし、トリプルエイトもSTMも良い仕事をしてくれるとわかっている。僕たちもその期待に応えたいし、その自信はある。本番が本当に楽しみだよ」

 そして2018年VASCタイトルを宿敵スコット・マクローリンに譲ったSVGは、2019年2月3日のバサースト12時間こそ、そのうっぷんを晴らす最高の舞台になる、と期待を寄せる。

「彼らと組めるなんて最高だ、誰よりも気心の知れた仲間だからね。レースチームでともに戦うのは光栄だし、一緒に走れるのは僕にとって最高の瞬間になるだろう」

「このバサースト12時間は年を追うごとにイベントの規模が拡大していると思う。年々多くの欧州トップチームが遠征してきて、それをオーストラリアのVASCレギュラーたちが迎え撃つ。コンペティションは激しさを増すばかりだし、ファンもそれを楽しんでくれている。2019年もさらにタフなバトルになると思うが、地元のファンに良いショーを見せたいね」

ゴールドのスペシャルカラーでVASCフルタイム最終戦に挑んだクレイグ・ラウンズ(左)
2016年王者のSVG(左)は最終戦までタイトルを争うも、スコット・マクローリンに初戴冠を譲ることに
トリプルエイト・レースエンジニアリングは、最終戦を待たずサンダウン500でチームズタイトルを決めている

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