――タイヤはF2において最も難しいことだと思いますか?
ミック:そうだね。タイヤを理解するのはとても難しい。適正範囲内に収めることがね。100パーセント完璧にしようと今も取り組んでいる。タイヤは毎回変わってしまうんだ。フリー走行ではハードタイヤを使い、予選ではハードタイヤからソフト寄りのタイヤに変える。

 このふたつのタイヤの差は2秒から4秒といったところだ。それに慣れなければならないし、1セット目からすぐさま理解しなければならない。そして2セット目のタイヤを完全に使いこなすんだ。

――今年の他のドライバーの経験は見事なものです。経験豊富なドライバーがチャンピオンシップのトップに名を連ねていますね。
ミック:そうだね。一部の参戦ドライバーは、F2にもう3年や4年もいる。彼らはもはやタイヤに集中する必要がない。タイヤを理解しているからね。だから彼らはセットアップを仕上げるといったような他のことにより多くの時間を使える。

 経験がそれほどないドライバーは、今もさらに理解しようとし、基本的にすべてのことを同時にやろうとしている。一方で経験のあるドライバーはより知識があるから、細かいことを完璧に仕上げたり、細部に集中できる。

――君は第2ラウンドのバクーでも速かった。レース1でのミスの前にはポイント圏内にいたし、レース2では見事に盛り返した。自分の期待以上のシーズンスタートを切れたと感じていますか。
ミック:予選でのパフォーマンスは重要だったと思う。そこで何かを逃したという感じは持っていない。レースのセットアップを理解しようともしていたんだ。

 レース1でミスをすると、週末全体が損なわれてしまう。だからレース1の結果を最大のものにすることが本当に重要なんだ。少し勢いを抑えてトップ8位内に入ろうとする。そうすればレース2もだいぶ順調なものになるだろう。そうすれば週末全体が良いものになる。レース1の結果が悪ければ、週末全体がほぼだめになってしまう。

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