近年はそのTTA規定時代のボルボS60を使用してスウェディッシュGTなどにも参戦。2018年からは同シリーズにロータス・エヴォーラを投入するなど、精力的なモータースポーツ活動を続けてきた。

 ともにゲスト参戦となったふたりは、シリーズが用意するVIPカーの伝統的カーナンバー“911”をカール・フィリップ王子が使用。開幕戦ではその911号車をドライブしたビルヌーブは今回、F1タイトル獲得に敬意を表したMテック・コンペティションの97号車でレースに挑んだ。

 17日土曜のオフィシャルテストで22台中9番手のタイムを記録したビルヌーブは、そのままの勢いで予選Q1へ。Q2進出を賭けトップ8入りを目指したものの、ポールシッターから0.982秒差の11番手に終わり、ここでグリッド確定となった。

 すると日曜レース1では序盤の攻防を制してポジションを上げ、トップ10圏内に進出してレースを進めていくも、他車とのコンタクトからスピンを喫し、車列の後方へとドロップ。

 巻き返しを図って予選グリッドと同じ11番手まで挽回したところで「レースが終了したと思ったんだ」と、ファイナルラップにピットへと戻りそのままガレージイン。“らしい”ハプニングで1周遅れの16位という最終結果に。

 一方のカール・フィリップ王子は、スタートのアクシデントに巻き込まれドアが破損するほどのダメージを受けストップ。なんとか修復を終えレース2に挑んだが、周回遅れの消化不良のまま週末を終えている。

 しかし、レース2に向け97号車911 GT3 Cupの特性を掴んだビルヌーブは、中団でのバトルを満喫して7番手とコンマ差の勝負を繰り広げて8位フィニッシュ。無事にトップ10圏内で完走を果たしている。

カール・フィリップ王子は、リチャード・ゴランソンやテッド・ビョークらとともに2018年からロータス・エヴォーラGTをドライブする
R1のダメージを修復しR2に挑んだ王子だったか、1ラップダウンの21位に終わった
一方のジャック・ビルヌーブは、中団でのバトルを満喫してトップ10フィニッシュを果たした

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