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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.09.12 19:50
更新日: 2019.09.13 20:01

NASCAR第26戦:レギュラーシーズン最終戦はフォードに軍配。トヨタは4名が王座決定戦へ

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海外レース他 | NASCAR第26戦:レギュラーシーズン最終戦はフォードに軍配。トヨタは4名が王座決定戦へ

 2019年のモンスターエナジーNASCARカップは9月8日、インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイでレギュラーシーズン最終戦となる第26戦が行われ、ケビン・ハービック(フォード・マスタング)が優勝を飾った。

 年間36戦で争われているNASCARカップシリーズ。終盤の10戦はシリーズ独自のチャンピオン決定戦“プレーオフ”として行われるため、この第26戦インディアナポリスがレギュラーシーズンの最終戦となる。

 決勝レースは8日(日)の14時8分、2.5マイル(約4キロ)のオーバルを50周、50周、60周の3ステージ合計160周で争われた。

 50周目までのステージ1は、チェッカー目前の49周目にエリック・ジョーンズ(トヨタ・カムリ)とブラッド・ケゼロウスキー(フォード・マスタング)がターン2で接触。高速のままアウト側バリアに接触してしまう。

 この衝撃でジョーンズのカムリはリヤが大破。ケゼロウスキーのマスタングはクラッシュの反動でイン側のタイヤバリアに乗り上げてストップした。

 ドライバーに大きな怪我はなかったものの、レースはイエローコーションのままステージ1フィニッシュを迎え、ジョーイ・ロガーノ(フォード・マスタング)がトップチェッカーを受けた。

 続くステージ2も終盤の96周目、ターン2上に大きなデブリが出てしまったことでイエローコーションのまま、ハービックがトップチェッカーを受けた。

 迎えた最終ステージ3も終盤の147周目にクラッシュがあり、イエローコーション導入。レースは152周目に再開される。

 このリスタート時点でもトップにつけていたハービックは、2番手ロガーノから猛攻を受けたもののポジションは譲らず。そのまま逃げ切り優勝を飾った。

 これでハービックは2019年シーズン3勝目。インディアナポリス戦を制するのは2003年以来、2回目のこととなった。

 レギュラーシーズンが終了したことで、チャンピオン獲得の権利を持って“プレーオフ”に進む16名が出揃った。トヨタ勢ではレギュラーシーズンチャンピオンのカイル・ブッシュのほか、デニー・ハムリン、マーティン・トゥルーエクスJr.、ジョーンズの4名がチャンピオン獲得権を有している。

“プレーオフ”初戦となる第27戦は9月15日、米国西部ネバダ州ラスベガスのラスベガス・モーター・スピードウェイで行われる。

2019年モンスターエナジーNASCARカップ第26戦インディアナポリス
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2019年のNASCARカップシリーズ、プレーオフに進出したドライバーたち
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