22日(日)の予選2回目では、カーリン勢とモトパーク勢の優劣がはっきりと見て取れた。EFOで初のポールポジションを獲得した名取を筆頭に、トップ4がカーリン勢。モトパーク勢ではローソンの5番手を筆頭に、佐藤が6番手で角田が8番手という成績に留まった。

 同日の決勝レース2では、名取がポールトゥウインに加えて大差でのファステストラップも獲得した。「スタートが決まった。スタート直後はセクター1までにプッシュしてある程度のタイムギャップを作れたので、セクター2からはタイヤ・マネジメントに入った。後ろがまったく付いて来ないので、正直、こんなに簡単に勝てるの? と思った。4周目のファステストラップも意識して出したものではなかった。後ろを見ながら落ち着いて走れた」と笑顔で名取は語った。

名取鉄平(カーリン)はレース2でポールポジションからレースを支配した
名取鉄平(カーリン)はレース2でポールポジションからレースを支配した

パルクフェルメにマシンを止めたあと、喜びを爆発させた名取鉄平(カーリン)
パルクフェルメにマシンを止めたあと、喜びを爆発させた名取鉄平(カーリン)

 佐藤はスタートでローソンを抜いて5番手へ浮上、序盤は4番手のライバルと激しい競り合いを見せた。しかし、徐々に前に引き離されて後ろのチームメイトから追い立てられる展開となり5位だった。

最終戦を待たずして2019年のユーロフォーミュラ・オープン王者に輝いた佐藤万璃音(モトパーク)
最終戦を待たずして2019年のユーロフォーミュラ・オープン王者に輝いた佐藤万璃音(モトパーク)

「木曜日はタイムもしっかり出せていた。でも、日曜日は予選からカーリン勢に敵わなかった。リアムと裕毅と僕のタイム差はコンマ1秒以内で、クルマのポテンシャルは全員が引き出しきれたと考えている。決勝はリアタイヤが早めに終わり、オーバーステアに悩まされた。クルマは全体的にグリップが足りず安心感もなかった」と佐藤と首を傾げた。

 角田もスタートでひとつ順位を上げたとはいえ、目の前のローソンと佐藤を攻略する機会は得られず7位。「ドライビングでミスしたわけではなかったけど予選で振るわなかった。正直、原因は見えない。抜かれなかったけれどスタートではエンジンストールしかけた。レースでは自分の感覚ではおかしな場所で前に引き離される状況が続いていて、開幕大会からその点の改善が進まない。このままではストレートの多い最終大会のモンツァも難しいかもしれない」と厳しい表情で語った。

 なお、第9(最終)大会は10月10~13日にイタリア・モンツァで開催される。

本日のレースクイーン

朝倉咲彩あさくらさあや
2026年 / オートサロン
BMW
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年4月号 No.1618

    新世代F1テクニカルプレビュー
    バーレーンで見えた5つのポイント

    新型GT500車両メーカーテスト
    「見えるもの。見えないもの」

  • asweb shop

    2026年のF1シーズン開幕を記念して、autosport web shopでは対象のF1新作グッズをご購入で送料無料となるフェアを開催中!

    新作アイテムはもちろん、気になっていた過去シーズンの人気商品を一緒にご購入いただくのもおすすめ。