ボーティエからロゼンクビストにドライバーチェンジした88号車AMG GT3は、後方で2位争いが激化したこともあり、じわじわとリードを拡大してトップチェッカー。ロゼンクビストはブランパンGT今季最終戦で初優勝を手にした。
ドライバー交代後、8号車ベントレーと33号車アウディによる一騎打ちとなった2位争いは、度重なる猛攻をしのぎ切った8号車ベントレーが勝利。33号車アウディは3位に終わったものの、イデェがスプリントシリーズチャンピオンを獲得している。
スプリントシリーズ、耐久シリーズをあわせたチャンピオン争いでは、ポイントリーダーの84号車AMG GT3が8番手からスタートするも、スタート直後の3コーナーで85号車AMG GT3と接触。一時、10番手までポジションを下げてしまう。
その後は上位を走るマシンにアクシデントがあったことも重なり、最終的に8位でチェッカー。選手権争いを演じるロブ・ベルの58号車マクラーレン650S GT3がポイント圏外の13位でフィニッシュしたため、バウマンとバークが2016年のブランパン王座に輝いた。
ニッサンGT-RニスモGT3勢はプロ-アマクラスを戦う22号車が23位でフィニッシュ。高星明誠/アレックス・バンコム組23号車は11位で今季最終戦を終えている。
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