イギリス政府によるコロナウイルス対策の新たな指針を受け、TOCAと英国内の競技活動を統括するモータースポーツUKは改訂版のガイドラインを発行し、イベント主催者に対しても絶えず変化する状況に対処する方法と、その行動基準を策定している。
この決定と前後して、各チームともシーズン開幕に向けた準備を進めるなか、2020年からBTCCに参戦する新型『ヒュンダイi30 Fastback N Performance』がスネッタートンで初めて公の場に姿を現し、順調にシェイクダウンテストをこなした。
これまで長きに渡ってシリーズを戦ってきた『MG6 GT』に代わり、この新型NGTC規定モデルを投入するEXCLER8 Motorsportは、クリス・スマイリーとセナ・プロクターのために2台の新型マシンを製造。初のトラックテストにもかかわらず、3月12~13日のオフシーズンテストで良好なタイムをマークしてみせた。
「我々のチームにとって完全なる新型モデルの開発・製造は大いなる挑戦だったけれど、本当に特別なチームメンバーの献身とプロ意識により、称賛されるべきマシンが仕上がった」と語るのは、チームオーナーのジャスティナ・ウイリアムス。
「完成したヒュンダイi30 Fastback N Performanceはルックスも素晴らしく、走る前から速そうだった。その予感どおり、見た目の美しいクルマは実際に走っても速かったわ!!」
「スネッタートンでの2日間のシェイクダウンは非常に生産的なもので、セナとクリスの両ドライバーとも、今季をともに戦う新たな相棒に対し、静かな自信を抱いて終えることができた」
「チームとしても強力なライバル陣営を打ち負かし、BTCCシリーズでの新たな領域に挑戦するときが来たようね」