しかし、そのまま23周のチェッカーかと思われた終盤に波乱が起こり、首位快走のジュリエッタは電気系のトラブルを抱えて無念のストップ。代わって首位に立った同じく国内のツーリングカーやスポーツカー耐久で4度のタイトルを経験するアンダーセンのヒュンダイi30 N TCRがトップチェッカー。

 2位マグヌッセン、3位に開幕勝者のキャスパー・H・ジェンセン(FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR/Massive Motorsport)が入る表彰台に。4位にはマグヌッセンの僚友を務める若手ニコライ・シルベスト(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR/LM Racing)が続き、ミカエル・マルクセン(プジョー308 TCR/Markussen Racing)のトップ5となった。

 続くレース2は前戦トップ8のリバースグリッドが採用され、Massive Motorsportのケン・バッハ(FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR)が最前列からスタート。しかし2周目には早くもプジョー308 TCRのマルクセンが首位に浮上し、そのリヤバンパーをマグヌッセンが執拗に追いかける状況へと持ち込んでいく。

 このテール・トゥ・ノーズのドッグファイトはレース全域にわたって続けられたが、残り3周となった最終盤にまたしても波乱が。レース1のアルファロメオをリプレイするかのように、このレース2で首位を快走したプジョーにも別の問題が発生し、マルクセンはコースサイドに力なくマシンを止めることに。

 これでリードを引き継いだマグヌッセンは、ホンダのジェンセンとチームメイトのシルベストを従えてトップでフィニッシュラインへ。すでに来季からは新型『クプラ・レオン・コンペティションTCR』へのスイッチが決まっているマグヌッセンが、フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRとともにうれしいシリーズ初優勝を手にした。

 この週末の結果、2戦連続表彰台のジェンセンが選手権首位をキープし、アンダーセン、シルベストのランキングトップ3となったTCRデンマーク・シリーズ。続く第4戦は、10月10~11日にパドボルパークでの開催が予定されている。

レース2はトップ8リバースグリッド採用で、まずは3番グリッド発進のミカエル・マルクセン(プジョー308 TCR/Markussen Racing)が主導権を握る
レース2はトップ8リバースグリッド採用で、まずは3番グリッド発進のミカエル・マルクセン(プジョー308 TCR/Markussen Racing)が主導権を握る
終盤の波乱で、ヤン・マグヌッセン(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR/LM Racing)がシリーズ初優勝を手にした
終盤の波乱で、ヤン・マグヌッセン(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR/LM Racing)がシリーズ初優勝を手にした

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