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海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.06.22 08:30
更新日: 2021.06.21 21:51

TCRヨーロッパ第3戦は好調コロネルが地元初戦を制覇。フランコ・ジロラミもシリーズ初優勝

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海外レース他 | TCRヨーロッパ第3戦は好調コロネルが地元初戦を制覇。フランコ・ジロラミもシリーズ初優勝

 そして複合のターン9でインサイドラインを選択したコロネルは、クロスラインを意識したヤングの反撃を抑え込み首位浮上に成功。そのまま13周を走破してトップチェッカーをくぐり、隅々まで知り尽くしたサーキットで今季初勝利を手にした。

「ホームのファンのためにも大量スコアを獲得したい重要なレースだと思っていたし、もちろんこのトラックのことは細部まですべて承知している」と、レース後に語ったコロネル。

「ここでは毎週のようにドライブしているし、月曜にも2時間レースを戦う予定でいるんだ。ベアトとの一件は、彼が僕を認識してどこにいるかを把握していると思ったので、本当に残念だった」と続けたコロネル。

「その後、ボルコビッチの前に出てホンダを追ったが、彼が複合セクションで苦しんでいるのが理解できた。僕もこれまで数多くホンダをドライブしてきたし、最高速トラップを見ても『ストレートエンドでシビックを抜くのは不可能』だと感じていた。ワンチャンスに“叩き込む”ことができて良かったし、彼はとてもスマートだったよ」

 続いて日曜午後13時過ぎにスタートしたレース2は、リバースグリッドの4番手から発進したジロラミがダッシュを決め、逆ポールのセバスチャン・ローブ・レーシング(SLR)サミ・タウフィク(ヒュンダイ・エラントラN TCR)や、同じくフロントロウのニールス・ラングフェルド(ヒュンダイ・エラントラN TCR)らを立て続けにかわして、2周目で早くも首位浮上に成功する。

 直後にセーフティカーが導入されたものの、リスタートでも後続の挑戦を退けたジロラミは、開幕戦の自己最上位3位表彰台を更新する勝利を飾り、2位にラングフェルド、3位にイシドロ・カジェハス(FK8型ホンダ・シビック・タイプR/ブルータル・フィッシュ・レーシング)が続くポディウムとなった。

 これで、ランキング首位のアズコナを逆転したジロラミが154点で自身初のシリーズ首位に立ち、同3位にコロネルが続くオーダーとなったTCRヨーロッパ・シリーズ。続く第4戦は、7月30~31日にベルギーのスパ・フランコルシャンで争われる。

レース2はSebastien Loeb Racing(セバスチャン・ローブ・レーシング/SLR)サミ・タウフィク(ヒュンダイ・エラントラN TCR)や、ニールス・ラングフェルドらがリバースのフロントロウからスタート
R2はSebastien Loeb Racing(セバスチャン・ローブ・レーシング/SLR)サミ・タウフィク(ヒュンダイ・エラントラN TCR)や、ニールス・ラングフェルドらがリバースのフロントロウからスタート
そんなヒュンダイ・エラントラN TCR軍団を撃破したフランコ・ジロラミ(FK8ホンダ・シビック・タイプR TCR)が、待望のシリーズ初優勝を挙げた
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「本当に信じられない。PSSレーシング、JAS、ホンダファミリー、アルゼンチン、そして兄のネストールやガールフレンドに感謝したい」とフランコ
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