今季のFIA-F3選手権は、コロナ禍の開催とあって開催ラウンドは7つに絞り、その代わり各ラウンドで3レースを詰め込む変則的なフォーマットだ。しかもレース1、2は12番手までがリバースグリッドで行われ、最後のレース3だけが通常グリッドで行われる。

 いずれにしても予選で12番手までに入れなければ、上位入賞は非常に難しい。岩佐選手の所属するハイテックGPは、どちらかといえばレース重視のマシンセッティングを施すことが多く、そこもシーズン前半の苦戦の一因だった。一方で岩佐選手は、自身のドライビングについて「週末のアプローチにアグレッシブさが足りなかった」と語る。

 第4戦ハンガリーでの待望の初勝利は、まさにそのアプローチを変えたことが奏功した。エンジニアとの共同作業もさらに濃密にできているとのことで、後半戦ではいっそうの活躍が期待できそうだ。

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