9月24~26日の週末にアルゼンチンはサン・フアン、ビリクム・サーキットで開催された2021年のスーパーTC2000(STC2000)第9戦は、土曜からルノー、ホンダ、トヨタ、そしてシボレーが入り乱れる混戦模様の週末に。
土曜クオリファイレースでは、予選を制したアグスティン・カナピノ(シボレーYPFクルーズ)を従え、ディフェンディングチャンピオンでシリーズ5冠を誇るマティアス・ロッシ(トヨタ・カローラSTC2000)が勝利を飾ったかに見えたが、TOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアのエースを含むトップ10圏内の4台が各種の“ペナルティ”により姿を消し、5位チェッカーを受けたフランコ・ビビアン(トヨタ・カローラSTC2000)が勝利を得る波乱の幕開けとなった。