チームは史上最年少王者獲得から連覇を果たしたヤン・エルラシェールや、その王者の叔父でシリーズの盟主でもあるイヴァン・ミューラー、さらにテッド・ビョークやサンティアゴ・ウルティアらレギュラー勢の去就をまだ明らかにしていない。

 その一方で、ヒュンダイ・モータースポーツの副チームディレクターであるジュリアン・モンセットは、2022年はカスタマーレーシング部門によるWTCRでの活動規模を縮小し、BRCレーシングにリソースを集中することを決断。WTCRではすでに体制発表を終えたノルベルト・ミケリスとミケル・アズコナにすべてを託すこととなった。

「我々はリソースの配分を『量ではなく質』に向けるよう再考した。その結果、2名の強力なドライバーによるトップチームの活動に焦点を合わせ、2022年のサポート活動はひとつのカスタマーチームに集中させることにしたんだ」と、決断の背景を語ったモンセット。

「これにより、BRCレーシング・チームが週末のレースで効率的に作業できるようになると同時に、我々が持つリソースを活用して(TCRヨーロッパやアジア、サウスアメリカ等)その他のリージョン選手権や、各国のTCRシリーズのカスタマーに、これまで以上に手厚いサポートが提供できるようになるだろう」

 この決定により、昨季はヒュンダイ陣営のトップランカーとしてタイトル争いに絡み、ドライバーズランキング3位になったベルネイは、今季のWTCRグリッドに着かないことが確定的となった。

「もちろん、我々のWTCRラインナップのなかでジャン-カールを保持しないことは難しい決断だったさ。しかし、JK(ベルネイの愛称)は2022年もヒュンダイ・モータースポーツ・カスタマーレーシングドライバーのままだということは強調したい。今後数週間のうちに、彼のプログラムを発表できるはずだ」とモンセット。

 また、2022年で2年目を迎えるTCR規定派生の電動ツーリングカー選手権『PURE ETCR』は、今季よりFIA規格のワールドカップ化を果たし『FIA eツーリングカー・ワールドカップ』に変貌を遂げる。そのため、ベルネイはこちらの活動に集中することが見込まれている。

 さらに、アウディスポーツの支援を受けるコムトゥユー・レーシングは、まだ参戦陣容は未定ながら2022年もWTCRとTCRヨーロッパのプログラム継続を確認し、2022年は「両シリーズで第2世代アウディRS3 LMSを走らせる」プロジェクトを進行中だという。

2021年のWTCRでは、フレデリック・バービッシュ、ジル・マグナス、トム・コロネルにナサニエル・ベルトンを走らせたComtoyou Racing(コムトゥユー・レーシング)
一方、TCRヨーロッパではコロネルらを擁して、先代のアウディRS3 LMSで戦ってきた
「2022年はすべて第2世代モデルになる。体制はまもなくお知らせできるはずだ」とジャン-ミシェル・ベアト代表

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