一方、ブラジルに拠点を置くコブラ・レーシングは、シリーズ創設初年度からアウディの初代サルーンで参戦し、北米シングルシーターでも活躍した“アナ・ベアトリス”ことビア・フィゲレイドや、TC2000でも躍進を遂げるティーンエイジャー、イグナシオ・モンテネグロらを起用。初年度には長距離耐久イベントに向けた国際ゲストにトム・コロネルを招聘するなど、タイトル戦線に絡む強豪として活躍を演じてきた。

 そのコブラ・レーシングは、今季に向けドイツ製TCR車両に加えてもう1台の新型『トヨタ・カローラGRS TCR』も走らせ、併催されるTCRブラジル初年度のタイトルも狙うと宣言した。

「自分のキャリアでこの新しい挑戦に立ち向かうことに興奮している」と語るのは、昨季にもポルシェ・カレラカップの耐久王者を獲得したディエゴ・ヌネス。そのヌネスはチームが保有するアウディのシートを確保し、TCRでのデビューシーズンに挑む。

「TCRは毎年大きくなっている国際的なカテゴリーとして認知されているが、コブラ・レーシングはシリーズでもっとも競争力のあるチームのひとつであることを証明してきた。この機会にTCRサウスアメリカに参加する後押しになったのは、その人気の高まりゆえだ」と、意気込みを語ったヌネス。

 一方、過去2年間レギュラーを務めたベテランのアダルベルト・バプティスタは、今季アウディのステアリングを握ることはなく、真新しいトヨタ製TCR車両にスイッチする。

「新シーズンもCobra Racingに留まることができてとてもうれしく思うし、この新型トヨタをドライブできることに興奮している」と語ったバプティスタ。

「僕は初年度からTCRサウスアメリカの一員であり、チャンピオンシップがこのような短期間でどれほど成長したかを見られて、本当にうれしく思っているよ」

新型モデルのシェイクダウンも担当したシャナントゥオーニは「美しいだけでなく、とてもうまく機能する」と好感触を得る
アウディに加え、新型『トヨタ・カローラGRS TCR』投入を表明したCobra Racing

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