例年タイトル候補の一角に挙げられるエースのブッチャーは、2022年シーズン後半最後の9レースをすべてトップ6圏内でフィニッシュし、同じく最後の6レースでは5つの表彰台を記録するなど、今季に向け上り調子を維持している。

「カローラにもたらされたアップデートだけでなく、僕の周りにいる人々に関しても、これまでで最高の状態で2023年に臨んでいると感じる」と、新たなチームメイトを迎えて“チャンピオンシップへの挑戦”をテーマに掲げたブッチャー。

「チームとクルマ、その双方が3年連続で継続できたことは素晴らしいことであり、昨季はとても力強く終われたから、その好調からシーズンを再開し、最初から勝負のミックスに参加し、栄光を目指して戦いたいと思っている」

「リッキーとジョージはどちらもトップドライバーであり、チームにとって真の資産だ。このプロジェクト全体を前進させるため、彼らと緊密に協力することを楽しみにしているよ」

 一方、往年の名手ロブ・コラードの子息で、一時はBTCCを離れる危機も乗り越えたリッキーは、晴れてカローラのコクピットで2年目のシーズンを迎える。

「昨年、いくつかの困難な時期により、レースでの自分の将来とキャリアを続けるべきかどうかについて、真剣に考えさせられたことは秘密ではない。クリスチャン(・ディックSWM代表)とジョン(・ギルバート/同マネージングディレクター)とは冬の間も密接に会話をし、競争力のあるパッケージでこれに全力を尽くしたいと思ったんだ」と続けたコラード。

「カローラには明らかに大きな可能性があり、トヨタ(GB)が注いでいるすべてのハードワークに本当に感謝している。このチームの未来は非常に明るいように見えるし、願わくば絶対に僕もその一員として成功の手助けがしたいと思っている」

2022年後半最後の9レースですべてトップ6圏内でフィニッシュし、同じく最後の6レースでは5つの表彰台を記録した
2022年後半最後の9レースですべてトップ6圏内でフィニッシュし、同じく最後の6レースでは5つの表彰台を記録した
新たなチームメイトを迎えて“チャンピオンシップへの挑戦”をテーマに掲げたロリー・ブッチャー
新たなチームメイトを迎えて“チャンピオンシップへの挑戦”をテーマに掲げたロリー・ブッチャー
晴れてカローラのコクピットで2年目のシーズンを迎えることが決まったリッキー・コラード
晴れてカローラのコクピットで2年目のシーズンを迎えることが決まったリッキー・コラード

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