一方、このヒートで7位のハルムに次ぐ8位でフィニッシュしたラッコは、続くレース2に向けリバースポールを手にすることとなった。

「今朝のウォームアップには多くの希望があったが、残念なことに最後は太陽が顔を出してしまった。8位は予定どおりだったが、いずれにしてもこれ以上の結果はありえなかったよ」と語ったラッコは、隣から激しいプレッシャーを掛けてくるハルムのイベコをケアしつつ、車列後方のクラッシュによる20分間の赤旗中断後も集中力を維持。リスタート以降、一時はハーン親子に飲み込まれながら、ふたたび背後まで迫ったハルムを抑え、地元観衆の前で完璧なカムバック劇を飾ってみせた。

「僕らがが計画していたとおりの結果になったが、正直、これほど見事にうまくハマるとは信じていなかった」と苦笑いを見せたラッコ。

「非常に良いスタートを切れたが、決して簡単なレースではなかった。スタート後に赤旗が掲示されたとき、僕はわずかながらリードを築こうとしていたからね」

「幸運なことに、上手く2回目のスタートを切ることができたが、背中にシュテフィ(・ハルム)の気配を感じた。彼女の重圧を感じながら、ミスをしないように、トラックが過熱しないように集中したよ」

「観客も楽しんでくれたと心から願っているし、グランドスタンド前を通りかかったとき、彼らの熱狂が聞こえて鳥肌が立った。それこそ僕らがレースをしている理由そのものだからね!」

 一転、ヘビーウエットと化した日曜は王者キスが連続ポール記録を“10”まで伸ばすと、レース3ではラッコやハーンを、最終ヒートのレース4ではハルムらも退け、年間勝利数を“12”、さらに“13”と積み重ねる圧巻の強さを披露している。

 続くETRC第7戦は間隔を空けず9月9~10日の週末に、ベルギーのゾルダーで争われる。

「僕らがが計画していたとおりの結果になったが、正直、これほど見事にうまくハマるとは信じていなかった」と苦笑いを見せたラッコ
R2での2位に続き、最終ヒートでもキスに次ぐポディウムを獲得するなど、シュティフィ・ハルム(Team Schwabentruck/IVECO)も昇り調子にある
ヘビーウエットと化した日曜は王者キスが連続ポール記録を”10″まで伸ばすと、年間勝利数を”12″、”13″と積み重ねる圧巻の強さを披露

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