マルシャのスポーティングディレクター、グレーム・ロードンが、ルーキーのジュール・ビアンキは最初の2戦で大勢の人々の目を引くようなパフォーマンスを見せていると称賛した。

 フェラーリの若手ドライバープログラムの一員であり、昨年はフォース・インディアのサードドライバーを務めたビアンキは、今季開幕直前にマルシャとレースドライバー契約を結んだ。

 マルシャはルイス・ラジアと2013年のレースドライバー契約を結んでいたものの、ラジアのスポンサーからの支払いが遅れたため、契約を解除、3月になって急きょビアンキの起用を決めた。

 マルシャMR02で十分なテストができないままF1デビューを迎えたビアンキだが、開幕戦オーストラリアでは19番グリッドから15位、第2戦マレーシアでは19番グリッドから13位でフィニッシュ、ケータハム勢やチームメイトのマックス・チルトンに勝り、ウイリアムズやトロロッソに迫る結果を出している。

 ロードンは、ビアンキは今とてもいい仕事をしていると語った。
「エンジニアリングチームは彼をサポートし、レース中、コースの正しい場所にいられるよう彼を助けている」
「今、大勢の人々が彼に感心していると思う」
「彼は全くミスをしない。マレーシアでは(ウエットコンディションの)フォーメイションラップで走りが少し乱れた。だがあの時は皆がそうだった。彼はワイドになったが、同じようなクルマは4、5台あった」

 ビアンキはチームメイトでルーキーのチルトンに対し、予選では開幕戦で0.8秒、マレーシアで1.2秒、決勝では2戦とも1分以上の差をつけている。

 チルトンはF1での経験の差が影響していると語っている。ビアンキは昨年、フォース・インディアで何度かフリープラクティスに出場していた。

「経験のなさがひとつの原因であることは間違いない」とチルトン。
「僕は常に少し遅れている。彼の方が経験を積んでいるからだ」
「言い訳をするつもりはない。僕らは頑張って追いつかなければならない」

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