6日、ホンダのモータースポーツファン感謝イベント『Honda Racing THANKS DAY 2015』に参加したマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、来シーズンは日本のホンダファンの期待に応えたいと語った。

 ここ数日は、マクラーレンのボス、ロン・デニスの発したアロンソの“サバティカル(一時休養)”を巡って、日本でもネガティブな報道が一時大きく取り上げられることとなった。しかし、この日予定通りに姿をみせたアロンソは、午後のイベントにほぼ出ずっぱりとタイトなスケジュールにも関わらず終始笑顔は絶やさず、ホンダファミリーの一員として初めてのサンクス・デイを楽しんだ。

「今日は来てくれてありがとう。楽しんでくれているといいな。この後も色んなマシンに乗るから、期待してほしい」

 そう語ったアロンソは、午後の半日だけでスーパーGT500マシンの『NSX CONCEPT-GT』からホンダの『N-ONE』、『マクラーレン・ホンダMP4/6』と走らせ、合間にはサイン会や公開インタビューもこなした。また、フィナーレではMotoGPマシンの『RC213V』を走らせるサプライズも披露するなど、最後までスタンドを埋めた多くのファンを楽しませた。

「難しいシーズンだったけど、今年は素晴らしいサポートをありがとう。チームは集中して、ひとつになって、働くことができている」
「この1年で色々なことを学ぶことができた。今日、ここにみんなと共に居れることを、誇りに思っている。そして、ホンダファミリーになれたことも誇りだ。来年は皆さんを満足させることができるようにしたいね」

 今年はコンストラクターズ選手権9位と、シーズンを通して厳しいチャレンジを強いられたアロンソだが、ホンダのチャレンジングスピリットが今のマクラーレン・ホンダにはあるという。
「モータースポーツは、ホンダの歴史そのものだと思う。ホンダを築き上げる上で、チャレンジングスピリットは、無くてはならなかったはず。それがホンダのDNAだよね。その一部にはもちろんマクラーレン・ホンダもあって、その新しいパートナーシップが始まった。それを成功させるのはとてもチャレンジングだよ」

 彼はスタンドの子どもたちに向けたコメントでもこう語りかけた。
「夢に向かって毎日を過ごし、ゴールを目指して努力を続けていけば、素晴らしい日々を過ごしていけるし、人生はきっと素晴らしいものになると思う」

「僕たちはこれから、100%の努力をして、競争力を高め、チャンピオンになることを目指している。そのために、チームのスタッフ全員が、今大変な努力をしている」
「来年、たくさんの勝利を挙げられるように頑張るよ」

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