ミシュラン、日本進出45周年を迎える

 日本におけるミシュランの歩みは、浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレールに、ミシュランスチールラジアル"X"タイヤが採用されたことから始まります。東京モノレールが開業したのは1964年9月17日。ミシュランは本日、日本への本格進出45周年を迎えました。

 ミシュランは、1975年に日本ミシュランタイヤを設立し、自動車メーカー向け新車装着タイヤのビジネスを中心に輸入販売を展開。1989年にオカモト株式会社との合弁でミシュランオカモトタイヤ株式会社を設立し、日本におけるタイヤの生産と、市販市場向けのタイヤ販売を開始しました。

 また、1991年には研究開発センターのミシュランリサーチアジアを設立し、日本の道路事情とドライバーのニーズに応える乗用車用タイヤの開発に取り組んでいます。この成果の一部は、J.D. パワー アジア・パシフィックが日本で行った2009年日本冬用タイヤ顧客満足度(W-TSI)調査で同調査が開始されて以来6年連続第1位、同社の2008年日本OE タイヤ顧客満足度調査でのパッセンジャーカー、SUVの2部門で第1位という形でも表れています。

 2000年より、日本におけるミシュランのビジネスを統合し、日本ミシュランタイヤがミシュランの日本におけるタイヤ生産と新車装着用・市販用の販売を統括しています。

 ミシュランの日本における45年間の歩み、日本のタイヤメーカーとしての20年の歩みの中で常に追求しているのは、日本においても人とモノのよりよいモビリティに貢献するというビジョンです。日本ミシュランタイヤは、モーターサイクル用、乗用車・ライトトラック用、トラック・バス用から、航空機用、建設機械・農業機械用まで、幅広いレンジのタイヤを取り扱っています。

 さらに、日本ミシュランタイヤは環境省の「エコ・ファースト制度」において、当社の地球環境保全の取り組み目標を掲げた「モビリティの発展と地球環境保全への取り組み」を宣言し、2009年3月9日にタイヤ業界で初めて認証を取得しました。

日本ミシュランタイヤ株式会社 代表取締役社長のベルナール・デルマスは、
「ミシュランが日本での一歩を印した日から45周年を迎え、感慨に堪えません。顧客である自動車メーカー、タイヤ販売店、そしてドライバーの皆さまに、改めてお礼を申し上げます。これからもミシュランは日本に根ざし、よりよいモビリティに貢献する製品とサービスを提供すべくまい進してまいります」と語りました。

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