2010文部科学大臣杯HDXシリーズ
第2戦
富士スピードウェイ
5月1日(土)

 絶好の行楽日和となったゴールデンウィークの富士で、2010年文部科学大臣杯シリーズ第2戦が開催された。これほど綺麗な富士は中々見ることが出来ない、と地元の人が言うほどの天気の元、全国から青少年が4名、障害者が10名、健常者6名、計20名の選手が出場する。今回はGT300に出場しているサンダーアジアレーシングの支援で、HDXシリーズ開始以来初めて、国外から出場選手を迎えることとなった。マレーシアをベースとする同チームの招待により、同国の元2輪チャンピオンで下肢障害を持つアリ・ハスラム選手が今回のレースに出場する。

 早朝からパドックに集まった20台の車輌は8時05分から第1回目の走行を開始する。正面に富士山を見る第1ゲートからコースインをした各車両の中、関選手がタイムを上げていき、セッションの中盤でコースレコードを更新した。これに横堀選手らが続いていたが、終盤に後方から上がってきた生方選手がPPを獲得し、上位2者がコースレコードを記録することとなった。注目のハスラム選手は、走行中に行なうキャブレターのセッティングにようやく慣れたところ、という状態であった。

 空気が冷えていて乾いているエンジンにとって絶好のコンディションは、第2回の走行が行われた昼も続いた。ピットウォークの時間帯に行われるレースは、ローリングからスタートをするが、この際に数台の車輌がジャンプスタート気味になった。結局ペナルティーをとられることはなかったが、コントロールライン通過まではオーバーテイクをしてはならない、という原則を該当者は思い起こしてもらいたい。協会側も次戦よりこの判定が出来る体制を作ることとした。

 レースはトップの3台が順位を入れ替えながらレースを引っ張り、第2集団で5台ほどが争っている展開となった。トップ3台はスリップの使い合いをしながら、レース中にも関わらず、朝のコースレコードを更新して最後まで競いあった。レースをリードしていた生方選手が後ろに下がると、関選手がリードを少しずつ広げる。最終ラップでストレートに1列となって入ってきた3台から3番手の生方選手がスリップを抜け出し、オーバーテイクをはかるが届かず。このまま、関選手が優勝し、2位に横堀選手が続いた。残念ながら、ハスラム選手は途中リタイヤとなった。メインストレート上で行われた表彰式では、大会組織委員であり富士モータースポーツクラブ会長の鈴木武志氏からトロフィーの授与が行われ、ピットウォーク中の観客とスタンドの観衆から盛んに拍手を浴びた。

 今回は絵に書いたような天候の中での大会となり、SUPER GTの人気と相まって、土曜日にもかかわらず2万人を超える大観衆の前で競技をすることができました。GTAが行っている骨髄バンクキャンペーンと合わせ、HDXが社会貢献の一助となれれば幸いに思います。私たちの活動を応援、ご支援・ご協賛いただいたすべての方々に心から感謝いたします。次戦は、7月24日の菅生です。

本日のレースクイーン

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