SUPER GT Rd.9 MOTEGI GT250km RACE
ツインリンクもてぎ(栃木県)

雨宮RX-7、グッドファイトを見せてシリーズ2位

SUPER GT第9戦レースレポート

[公式予選]
 11月7日、本年の最終戦の予選が行われた。今回の予選は次々と振り落としていくノックダウン方式。ウェイトハンディのない「ガチンコ勝負」ということもあり、GT300クラスは白熱した予選バトルが繰り広げられた。予選1回目を通過した「#7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC7」は、続くノックダウン予選のセッション1を2位通過、続くセッション2は7位で通過し、最終セッションに進出。セッション3では、谷口信輝が1'55.001のタイムで4位を確保し、タイトルを賭け決勝に臨むことになった。

[決勝レース]
 曇り空の下、53周の決勝レースがスタートした。予選4位の雨宮RX-7は、この日の朝になって不調のエンジンを載せ換える作業を行っており、エンジンに火が入ったのはスタート進行の直前。しかし、予想に反し谷口が絶妙のスタートをきって3位に上がると、2周目には2位となるなど、ファイトあふれる走りを見せた。後半を受け持った折目遼も、アグレッシブな走りでトップを走る#81 フェラーリに迫った。優勝すればチャンピオンの可能性もあり、彼らのあきらめない走りに35,000人の観客は大いに沸いた。最終的には0.4秒差で優勝とチャンピオンを逃したが、内容の濃いレースだったと言える。

雨宮勇美監督
「チャンピオンは逃しましたが、2位を獲得しました。これからもロータリーで頑張りますので応援をよろしくお願いします」

MZ RACING
www.mzracing.jp

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