スーパーGTシリーズにタイヤを供給し、近年GT500クラスでタイトル争いを繰り広げているふたつのタイヤメーカー、ミシュランの小田島広明モータースポーツマネジャーと、ブリヂストン(BS)の細谷良弘MSタイヤ開発部課長がオートスポーツ誌の対談企画のため、編集部を訪問。スーパーGTのタイヤについて、ライバル同士が語り合った。

 オートスポーツ編集部が熱望していた企画が、ついに実現した。

 世界的に見てもハイレベルなタイヤコンペティションが行なわれているスーパーGTにおいて、年を追うごとにタイヤの重要性は増しているのはご存知のとおり。小田島、細谷両氏はそれぞれのメーカーの開発責任者にあたり、ある意味ではシリーズのカギを握る人物といってもよい。サーキットではそれぞれに取材をする機会は多いものの、ふたりに直接タイヤやお互いについてどう感じているかを話して欲しい……という編集部の希望は数年前からあったが、両メーカーの協力のもと、今回ようやく実現する運びとなった。

 対談は編集部内の会議室で行なわれた。先に到着したBS陣営(細谷氏とスタッフ2名)は、着席せずにライバル陣営を待ち構える。数分後、ミシュラン陣営(小田島氏とスタッフ2名)が到着。お互いに「こんにちは」と挨拶をかわし、取材に同席した広報スタッフ同士が名刺を交換する――この時点で、なんとも言いようのない緊張感が漂う。

 写真撮影ではスタッフから「表情が硬いですね」と声が飛ぶ場面も。対談が始まってもお互いをどう見ているかという部分では、やはり微妙な腹の探り合いが行なわれていたようで、答えに窮する場面もしばしば見られた。

 しかし「過去に一緒に仕事をした中で印象的だったドライバーは?」という質問では、某ドライバーについて「あの人はもう、(ドライバーではなく)タイヤエンジニアですよ」と両者の意見が一致。他にも「レース前には天気予報に一喜一憂する」など、“タイヤメーカーだから分かる”共通項では盛り上がりを見せた。

 2時間にも及んだ取材ではさまざまな話題が飛び出したが、最初の瞬間から漂っていたヒリヒリするような緊張感は、最後まで消えることはなかったように感じられた。対談を終えた両者と両社のスタッフは1台のエレベーターに乗り込み編集部のあるフロアを後にしたが、あのエレベーターの中ではどんな会話が交わされたのだろうか……。

 この企画は、6月21日発売のauto sport 1359号にて掲載を予定している。

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