いよいよ今週末に最終戦を迎えるスーパーGT第8戦ツインリンクもてぎ。今季は第1戦岡山で優勝を飾っているtriple a Vantage GT2だが、ドライブする吉本大樹に、最終戦もてぎへの意気込みを聞いた。

 今週末はGTもてぎ、そして来週はWTCC、スーパー耐久にダブルエントリーをするなど、2週間で4レースを戦うことになる吉本。第1戦での優勝以来、triple a Vantage GT2は苦しいシーズンが続いていたが、「岡山で勝って以来、どうにもならないレースが続いていて、テレビにもメディアさんにも使ってもらえていない状況でした(苦笑)」と吉本も苦しい状況だったことを明かす。

「でも、オートポリスのあとにミーティングをして、いろいろな問題点が見つかった。エンジンが遅いこともあり、そこは今回のもてぎには間に合っていない。でも、他にもいろいろな要素があって、良い方向に向かっている」

 今回のもてぎはシリーズ最終戦ということもあり、吉本とtriple a Vantage GT2も目標は「表彰台という。「もてぎはFIA-GT車両には有利なコースだし、何も無ければいいポジションにいけると思う。ただ、4号車(初音ミク グッドスマイル BMW)も11号車(JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458)もウエイトを載せていて速い。僕らはウエイトが少なくても敵わなかった。そういう状況もあるので厳しい戦いになるとは思いますが、最低限表彰台に登って終わりたい」と語る。

「このまま尻すぼみでは終われない」という吉本は、実は今日が誕生日だった僚友の星野一樹と、“必勝祈願”に行ってきたという。星野の同級生のご祈祷を受けに、六本木にあるお寺へ。星野によれば、2009年にも不調の際にご祈祷を受けたところ、直後の鈴鹿戦で優勝。星野&吉本とともに、その話を聞いたRAYBRIG HSV-010の伊沢拓也/山本尚貴も同行したとのこと。

“ご祈祷”パワーで最終戦で再び優勝戦線返り咲きなるか……!? タイトル争いとともに、吉本&triple a Vantage GT2の最終戦にも注目したいところだ。

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