アブダビGPのオーガナイザーは、バーレーンGPが今季開催されるよう協力を惜しまないと発言した。

 中東のバーレーンGPとアブダビGPは両グランプリともに多くの報道がなされるために、シーズンの最初と最後に開催時期を離している。今季はバーレーンが開幕戦、アブダビが最後から2戦目の予定だったが、バーレーンは国内の政情不安により開幕戦開催をキャンセルした。

 しかしバーニー・エクレストンは、バーレーンGPを今年の後半に開催することを希望している。そのためにはスケジュールの調整が必要となってくるが、UAE自動車およびツーリングクラブ会長であるモハメド・ベン・スライエムは、必要であればアブダビはバーレーンGP開催のために協力すると述べた。

「我々はアブダビGPのオーガナイザーであり、(FIAの)判断を尊重する」とスライエムがアブダビのNational紙にコメントしたと、Crash.netが報じている。
「カレンダーの中に時間を見つけることは可能だ。元々アブダビとバーレーンは、グランプリができるだけ多く報道されるよう、開催時期を大幅にずらすことで合意していた。しかし今は緊急事態であり、緊急事態には我々は協力しなければならない」

 チームとしては、バーレーンGPを夏休みをつぶして開催するよりは、シーズン末に持ってくる方を希望するものとみられる。また、バーレーンの情勢を考慮しても11月か12月の方が開催できる可能性は高いだろう。ロジスティクス面ではアブダビとのダブルヘッダーも考えられるが、その場合、アブダビの前にするにしても後にするにしても、グランプリが3週連続開催になってしまうため、日程の変更が必要になるだろう。

 世界モータースポーツ評議会副会長でもあるスライエムは、こうコメントしている。
「今の段階では安定性が最も重要なファクターであるが、それが戻ったときには、我々はレースをカレンダーに戻すための努力をする」

 来週WMSCの会合が開催予定となっており、ここでバーレーンGPに関する話し合いもなされるものとみられる。レースを復活させるには、まずバーレーンから要請がなければならないとスライエムは説明した。
「バーレーンから要求があれば、FOMがカレンダーの中に場所を見つけ、バーレーンはそれに同意しなければならない。その後世界評議会の承認を得る必要がある」

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