フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダは来年のマシン開発に集中し、今季残りレースをテストとして考えて走るべきであると語った。

 マクラーレン・ホンダにはトラブルが相次ぎ、7戦を終えた段階で入賞はモナコGPでのジェンソン・バトンの8位のみ、2台合わせて8回のリタイアを喫している。チームは現在コンストラクターズ選手権9位に沈んでいる。

 アロンソもバトンもICEはすでに4基目を使用、バトンはカナダでターボチャージャーとMGU-Hが5基目に突入した。今季F1ではパワーユニットの6つのエレメントを年間4つずつしか使用できず、5つ目以上を使用した際にはグリッドペナルティなどが科せられる。そのため今後のレースではアロンソもバトンも厳しいペナルティを受けることになると予想される。

 アロンソは、ここまでマクラーレン・ホンダが大きく進歩しているのは感じるが、そろそろ2016年のための開発を優先すべき時が来たと語った。

「今のポジションやパフォーマンスを考えれば、来年に集中するのがクレバーなやり方だと思う」とアロンソ。

「毎戦ピットレーンからスタートしたって構わない。それでマシンの改善を進められるのであれば」
「来年のパフォーマンスに集中することを最優先すべきだ。その上で僕らチームがどこまでやれるか見てみようじゃないか」
「ここまでの進歩は素晴らしいと思う。シーズン後半がどうなるのかは分からないけれど、僕らは皆かなり楽観視している」

 バトンは、今シーズンを完全に諦めてすべてのリソースを2016年型マシンに注ぎこむのは行きすぎだが、今年のレースを来年のマシン開発のためにうまく役立てるべきであると述べている。

「今年を断念してはいけない。来年は規則変更がないのだから」とバトン。
「今年のレースの中でできるだけいい仕事をして、マシンを開発し、速さを向上させていかなければならない」

「来年の方がエキサイティングなシーズンになるだろう。できればトップで戦えれば嬉しいね。でも開発を進めるためには、毎戦レースの中で努力して何ができるかを見ていく必要がある。開発を正しい方向に進めるためにね」

「思ったよりたくさんの問題に見舞われているのは確かだ。これから問題を解決していきたい。トラブルさえなければそれなりの速さは発揮できているのだから」

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