F1インドGP決勝のスターティンググリッドは、これまでに5人がグリッド降格のペナルティを受けているため、予選結果とは若干異なる並びになるだろう。
日曜に初の決勝を迎えるインドGPは、土曜の予選を終えた段階でマクラーレンのルイス・ハミルトンを含めた5人のドライバーがグリッド降格の影響を受ける。
ロータス・ルノーGPのビタリー・ペトロフは、前戦韓国GPでミハエル・シューマッハーに追突した時の5グリッド降格が適用。マクラーレンのハミルトンとザウバーのセルジオ・ペレスは今回のフリー走行1回目でイエローフラッグを無視したために、3グリッドの降格処分を受けた。
土曜に入ってからも、HRTのダニエル・リカルドがギヤボックス交換を行い、チームメイトのナレイン・カーティケヤンも予選で進路妨害をしたとして、それぞれ5グリッドの降格処分となっている。
この結果、予選2位だったハミルトンは5番グリッドからのスタートとなり、予選11番手のペトロフは16番手に。同17位のペレスは20番手スタート、21位と22位のリカルド&カーティケヤンは22番手と23番手になると見られる。
また、ギヤボックストラブルにより予選Q1の107%タイムをクリアできなかったヴァージンのティモ・グロックも、最後尾ながら決勝の出走が許可されると考えられている。