カンポス・レーシングは、2010年にコストキャップ制が導入されたF1に参戦する意向を示し、すでにエントリーを済ませていることを明らかにした。コストキャップ制導入の下でのエントリー例は初めての例となる。
今季はアレハンドロ・アギャグをチームプリンシパルとし、バルワ・アダックスと共同でGP2チームを運営する一方、今季はスペイン国内のF3に参戦するカンポス・レーシングは、かつてミナルディなどからF1に参戦したエイドリアン・カンポスが率いるチームだ。
カンポス・レーシングはコストキャップ制が導入された下での2010年のF1エントリー受付が開始された金曜日の0時5分にエントリーを提出したという。エントリーの公式期間は5月29日までとなっている。チームは、スペインのメタ・イメージという企業と提携し、カンポス・メタ1というチーム名でエントリーするとしている。
また、スペインのマルカ紙によれば、このプロジェクトにはホンダレーシングF1チームの売却の際に名前が出たメキシコの大富豪、カルロス・スリムとNBAロサンゼルス・レイカーズで活躍するスペイン人選手、ポー・ガソルが関係しているという。