ロータスとの2013年の契約を結んだロメイン・グロージャンは、来年は今年のようなミスを犯さないよう心がけると述べた。
グロージャンは速さがあるがクラッシュが多く、今年は1戦出場停止のペナルティを受けた。ロータスはグロージャンについての決断を遅らせてきたが、今週彼の残留を正式に発表した。
「とてもいい気分だよ。長い間このニュースを待ち続けてきた。心から望んでいたんだ」とグロージャンはSky Sports F1に対して残留についてこうコメントした。
「契約できてとても嬉しかったし、本当に誇りに思った。チームとオーナーたちが僕を信頼してくれたという証しだからね。2013年シーズンをスタートするのがすごく楽しみだ」
契約を結んだ時期について聞かれたグロージャンはこう答えた。
「レース・オブ・チャンピオンズの直前だった。だからいいドライバーたちと楽しい週末を過ごせてよかった」
ベルギーでのチャンピオン候補を巻き込む大クラッシュを含み、何度もアクシデントを起こしたことで批判を受けたが、ミスから学び、来年は進歩すると、グロージャンは語っている。
「今年の終盤は本当にきつかった。モンツァで出場停止になった後、再びクルマに乗ってすぐに結果を出さなければならないのは楽じゃなかった。でも頑張って向上を目指し、ミスを繰り返さないよう心がけた。僕を責めるのはまず誰よりも僕自身だし、一番失うものが大きいのも僕なんだ」
「事故に巻き込まれたドライバーたちには本当に申し訳なかった。でも僕はばかじゃない。リスクは分かっているし、同じミスを犯さないよう心がけ、学習するつもりだ」
グロージャンは、2013年の目標はチームのためにベストの仕事をすることだと語った。
「目標はベストを尽くし、ベストのレースを走り、チームのために最高の仕事をすることだ。クルマから降りた時に自分が最善を尽くしたと思えるようでなければならない。もちろんポイントも獲得する必要がある。でも最初から大きな目標を設定するつもりはない。自分の最大の仕事をすることを目指すよ」