F1第14戦シンガポールGP予選でトップ10入りを果たしたドライバーが、予選の戦いを次のように振り返った。

予選1位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
 ポールポジションが取れてすごく嬉しい。今週末はここまでうまくいっている。でも今日ポイントが与えられるわけではないし、長くタフなレースが待ち構えている。だからまだ注意していかないとね。僕らは明日に向けて強力なポジションにつけるために必要な仕事を成し遂げられたと思う。重要なのはトラブルに巻き込まれないように注意し、タイヤを労わって走ることだ。ファクトリーのスタッフたちは今週末アップグレードを持ち込めるよう、素晴らしい仕事をしてくれた。ここ数年、シーズンを通して開発の遅れを取り戻さなければならない状況がしばしばあったけれど、今年は好調だ。シーズンをいい形でスタートできれば、選手権をリードできると信じてきた。今年はシーズンを通してトップかトップ近くに立てている。そして今、このチームが真の力を発揮し、それによって困難を乗り越え始めているのが分かる。

予選2位 パストール・マルドナド(ウイリアムズ)
 今週末の初めはペースを発揮するのに苦労したため、懸命に努力して作業に取り組んできた。予選の間もずっと進歩し続け、マシンの良いバランスを見つけ出すことができた。Q3ではいい1周をまとめ上げる必要があったが、上位に立てるだろうことは分かっていた。フリー走行中にロングランで一貫して良いペースを見せられていたから、明日のレースには本当に期待している。明日コンペティティブに戦える要素は全て揃っているから、僕らにとって良いレースになるはずだ。

予選3位 セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
 何が起きたかを説明するのは難しい。Q2の終わりまでは満足していたんだけど、Q3で路面に合わせ込むことができず、タイムを改善できなかった。Q3ではグリップをあまり感じられなかったことが、ラップタイムに反映されてしまったんだ。でも最も重要なのは明日で、僕らのマシンには良いペースがある。今週末はずっとコンペティティブに走れているし、目標は明日良いレースをすることだ。3番手だってスタートするのには良い位置だよ。

予選4位 ジェンソン・バトン(マクラーレン)
 今日は少し苦労した。マシンを快適に走らせることができず、すぐにリヤが滑ってしまい、1周の中でタイヤの管理をするのが難しかった。決勝では予選よりもバランスがよくなることを期待している。ここではタイヤのデグラデーションが高く、その影響でトリッキーなレースになるだろう。でも僕らは問題ないと思っている。日曜の夜は誰にとっても難しいレースになるだろうけど、ここではオーバーテイクが可能だ。4番手スタートなら一番いい結果、つまり優勝も期待できる。でも予選では僕にはあまり速さがなかった。決勝でよくなることを願っているよ。

予選5位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
 今日はポールポジションには全く手が届かなかった。ハミルトンは別次元だったよ。だからこの5位に満足するしかないけれど、だからといって明日の決勝で順位を上げることを諦めるわけじゃない。目標は表彰台だ。この結果は昨日のセッションを終えた段階での予想とほぼ一致している。昨日の午後から僕らはあまり速くなかった。今日唯一驚いたのはマルドナドだ。彼がフロントロウにつけるなんて、全く予想していなかった。ふたつのコンパウンドのパフォーマンス差はシーズンの中で最も大きいと思う。1.5秒から2秒の差があるから、それが明日の決勝でも重要になってくるだろう。ソフトの方が長持ちするのは確かだけれど、スーパーソフトは圧倒的に速いという意味で興味深い選択肢になり得るのも事実だ。タイヤのデグラデーションの影響で、ピットストップの回数は多くなるだろう。正直言うと、シンガポールに着く前にはもっといいパフォーマンスを期待していたが、このグランプリには守りの態勢で臨まなければならないことがすぐにわかった。レースは長く、肉体的にも精神的にもとても厳しい。常に100パーセント集中していなければならず、ミスは一切許されないからだ。バリアがとても近く、コース上のほんの小さなミスが高くつくことになる。信頼性がとても重要で、できるだけいいポジションでフィニッシュすることが一番の優先事項だよ。

予選6位 ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)
 昨日はマシンのバランスにとても満足していたが、今日の午後、最後のフリー走行では苦労し、方向性を見失ったように思えた。だから基本に立ち返って予選中にスピードを立て直し、Q3の肝心な時にいいタイムを出すことに成功した。実際、それが今週末の僕のベストラップだった。僕らは明日に向けて力強い位置にいるし、大量のポイントを持ち帰れることを期待している。昨日のロングランではかなりコンペティティブだったと思うから、今夜は戦略に集中して、明日はタイヤに関して確実に正しい判断をしないとね。

予選7位 マーク・ウエーバー(レッドブル)
 ここよりもっと上を期待していた。難しい予選で、走るたびにマシンのフィーリングが少し違っていた。他のセッションでは得られていたリヤのグリップがなかったんだ。普通はスーパーソフトタイヤではある程度のバランスが得られるものなのに、このセッションではそれが難しかった。7番手にはガッカリだけど。明日は長いレースになるし、ここからでも何かを得るチャンスはあるだろう。

予選8位 ロメイン・グロージャン(ロータス)
 期待していたリザルトではない。でもここは完璧に走るのがとても難しいコースだし、今週末ずっと僕らはグリップが完璧ではなく、苦労している。だからQ3に進めてよかったと思う。Q1とQ2を終えた段階でポジティブに感じていたが、Q3でうまくまとめることができなかった。最後のラップで少し攻めすぎた。走っている際にいい感触を持っていたけれど、ラップタイムはよくなかった。大幅にタイムをロスした場面があったんだ。かなり際どかったけれど、ウォールに接触してはいないと思う。ピレリタイヤのマーキングがまだ残っているかどうかチェックしてみないとね!

予選9位 ミハエル・シューマッハー(メルセデス)
 今週末の流れからいって、予選結果にはそこそこ満足している。もちろんひとつかふたつポジションを上げるべくトライすることもできたが、それはかなり難しかっただろう。僕らはその可能性を捨てて、決勝に新品セットを残し、自由にスタート時のタイヤを選べるという利点を選んだ。最後のプラクティスセッションの後にこの戦略を決め、Q3に進出したメンバーを確認して、計画どおりにした。明日この選択を最大限に生かしたいと思う。

予選10位 ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
 今週末、新アップデートはそれなりに機能しているけれど、パッケージの最適化にはもう少し時間がかかる。Q3で走らなかったことで、明日の決勝でのチャンスが拡大した。ソフトでスタートするかスーパーソフトでスタートするかを選ぶことができるんだ。面白いレースになるはずだよ。自分たちに何ができるか見ていこう。

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