22日、スーパーGT第6戦ポッカGTサマースペシャルの決勝日に行われたGTアソシエイションの定例記者会見で、GTアソシエイションの坂東正明代表は、今後の開催スケジュールについて、“1サーキット1開催”という前提があると述べ、今後の海外戦についてもオファーの現状を明らかにした。
この中で坂東代表は、鈴鹿戦が来季夏の1戦になることについて触れ、今後国内での開催は“1サーキット1開催”という前提で開催スケジュールを組んでいくことを明らかにした。さらに、今後国内の自動車販売が横ばいの状況の中、各社の営業・開発戦略の一環として東南アジアに目を向けていく方向を示した。
現在海外での開催についてはマレーシアのセパンF1サーキットでの開催が例年行われているが、これ以外の新たな海外戦の可能性について、3カ国の可能性を示唆。ひとつは、今年秋にF1を開催する韓国のF1サーキットでの開催で、これはサーキット側からオファーが届いているという。しかし、今季のスーパーGT第7戦富士で開催されるAFOS(アジアン・フェスティバル・オブ・スピード)が韓国から輸送される予定だが、この部分でもトラブルが起きていることなどから、「プロモーションを1年程度時間をかけてやり、韓国の人たちにスーパーGTを認知してもらった上で開催したい」と2012年の開催は無いだろうとしている。
また、シンガポールで現在建設がスタートしたサーキットについては、スーパーGTでもスポンサードしているSG建設が施工を行っていることや、日本企業が加わるアウトレットモールが建設される複合施設であることから、「日本企業との話し合いもスタートしている」状況だという。
さらに、中国での開催については、上海のF1サーキット、広東省、ズーハイでの開催などの可能性を示唆。DTMとの交渉の間では、上海市街地での可能性もあると言う。
ただ、この海外戦の開催により国内での開催が減ったりという危惧も生まれるが、これについて坂東代表は「年間8戦、もしくはプラスアルファで考えたいが、国内のファンにもしっかりとフォローしていく場を作ることが前提。経済状況にもよるが、我々も努力して考えていかなければならない」とあくまで国内のファンを大事に考えていくことがベースにあることをコメントしている。
