FIAは、2011年F1シーズンに向け、セーフティカーとピットストップの規則を調整することを決めた。
セーフティカーが出動した場合、ドライバーは指定された速度で低速走行をしなければならないが、これが2周に延長されることが決まった。
8日、FIA世界モータースポーツ評議会の会合が行われた後、次のような発表がなされた。
「セーフティカーのスピード制限(ラップタイムの約40パーセント減)は今後、1周ではなく2周にわたって実施される。その目的は、セーフティカーに追いつくまでマシンを安全なスピードで走行させることである」
また、セーフティカー出動時のピットインについては次のように定められた。
「セーフティカー出動時、レースがその後中断されない限りは、ピット出口のライトはグリーンに保たれる」
「セーフティカーがピットレーンの使用を求められた場合以外は、セーフティカー出動時はマシンはタイヤ交換以外の目的でピットに入ってはならない」