2015年も50台の年間エントリーが集まり、豊富なマシンラインアップでシリーズが行われるスーパー耐久シリーズ。運営を担当するスーパー耐久機構(S.T.O)は、今年もシリーズを盛り上げるためにいろいろな試みを計画している。

 1990年にスタートしたN1耐久をルーツにもち、スーパースポーツであるFIA-GT3カーから、ヴィッツやフィット等コンパクトカーが参戦するカテゴリーとして、多くのエントリーを集めるスーパー耐久。車種バラエティも豊かで、ドライバーもプロからジェントルマンドライバーまで幅広い層が集まる。

 リーマンショックや東日本大震災などで一時はエントリー数も減っていたが、ここ2、3年でエントリー数は急増。これまでサーキットのピット数に準じてエントリー数を45台と制限していたが、日本自動車連盟(JAF)に申請を行い特認を所得。今年は予選落ちなしの年間エントリー50台が参戦できることとなった。(※昨年は予選落ちありの50台)

 さらに今年はレース時間も延長。開幕戦のもてぎが5時間に、富士ラウンドは8時間と走行時間も増え、ジェントルマンドライバーたちの満足度もより高いものとなりそうだ。

 エントリー増加に対しS.T.Oの事務局長を務める桑山晴美氏は、「ようやく機が熟してきた気がしますね。エントラントやドライバーなどイベントを作っていく人たちが生き生きとしていることで人が集まっている。“S耐はオモシロイ”というイメージがいろいろなところに伝わってきてエントリーが増えているんじゃないでしょうか?」

 来年は25周年を迎えるスーパー耐久シリーズ。アジアの耐久レースの頂点を目指したいと今後の展開を考えている。

「参加要望も多くありますが、ピットの数などもあって全部受け入れることができないのが現状です。それでもアジアを代表する耐久レースに持っていきたいという強い思いがあります。海外からの開催の問い合わせなどもありますが、まずはアジア圏のエントラントが来てもらえるように、日本の中でS耐を確立させて、東アジアの代表耐久レースにしていきたいですね」と桑山氏。

 今年はよりプロモーションに力を入れて予定で、関東圏での地上波とケーブルテレビ局で、全国に向けてはBS放送(BS12 TwellV)で30分の番組を放送することが決定している。

 番組内容のメインにはレースダイジェストの放送を予定し、そのナビゲーターには、昨年のスーパーGT300クラスのチャンピオンで、スーパー耐久のトップクラスでは6年連続でシリーズチャンピオンを獲得した経験を持つ谷口信輝が務める。スーパー耐久を知り尽くした谷口がどんなレース解説をするのかも注目だろう。

 また、スーパー耐久シリーズに登場するレースクイーンたちの人気投票を行う「ST GIRL50」もスタートする。毎戦レース前に投票が行われ、トップレースクイーンはグリッドガールやテレビ出演が与えられるほか、サーキットでは上位50名を集めた「ST GIRL50」のイベントも計画しているとのことだ。

 開幕戦のもてぎの投票は、3月17日から22日まで行われ、3月25日に結果が発表される。またST GRIL50の投票に参加してくれた方には、抽選で特別パスのプレゼントも実施される。

 今年は、新たに7台が参戦し、レクサスRC350や新型スバルWRX、マツダ・デミオのディーゼルなど新たな車両も登場するスーパー耐久シリーズ。新たな試みも始まり、今年も楽しみになシリーズとなりそうだ。

本日のレースクイーン

八乙女あんなやおとめあんな
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