2009年のフォーミュラ・ニッポン王者であるロイック・デュバルが、今年のル・マン24時間でオレカが走らせるプジョー908 HDI FAPを走らせることが明らかになった。チームメイトはオリビエ・パニスとニコラス・ラピエールとなる。

 今季、オレカはプジョー908 HDI FAPをプジョーから供給される形でル・マン24時間に参戦するが、そのドライバーとしてFニッポン、スーパーGTでもおなじみのデュバルが決定することとなった。デュバルはまずポール・リカールでのル・マン・シリーズの公式テスト、そして開幕戦であるポール・リカール8時間レースに参戦、プジョー908に慣れていくことになる。

「ドライバーのショートリストを作成して、プジョーとともにドライバーを検討したんだ」と語るのはオレカのヒュー・ド・ショーナック。「そして、ともにロイックという結論が出た。我々は彼を良く知っているし、エンジニアの評価も素晴らしい。昨年のアジアン・ル・マン岡山でも大変素晴らしい仕事をしてくれた。彼ならオリビエ、ニコラスとともに仕事をこなしてくれることだろう」

 一方、昨年のブノワ・トレルイエに続いて、日本で活躍しながらプジョー908をドライブすることになったデュバルは、「ショーナックから話をもらったときは、オレカ01に乗るものだと思っていたんだ」と語る。

「それから話してみたら、プジョーに乗ることになるという。もう月にも登るような気分だったよ! 僕のキャリアの中でも、これほどのチャンスはなかなか無いからね。チームにとってもこれは本当に重要なプログラムだけど、僕には自信がある。たくさん対応しなければいけないことはあるけど、この“猛獣”に乗るのが今から待ちきれないよ!」

 折しもプジョー陣営にとって最大のライバルであるアウディワークスには、トレルイエ、そしてアンドレ・ロッテラーが加入。日本のトップドライバーたちがディーゼルターボエンジンの最新プロトタイプを同じ年にドライブすることになるが、「僕にとってはスーパーGTでのライバルたちがアウディ陣営にいるからね。彼らに会うのも楽しみだよ」とデュバルはコメントを残している。

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