ジュール・ビアンキは、マルシャでの初走行を終えて、先週走ったフォース・インディアのマシンとの差は明らかだったが、これまでフェラーリとフォース・インディアで培った自分の経験が、マシンの向上のために役立つだろうと語った。
ビアンキは、フェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーであり、昨年はフォース・インディアでリザーブドライバーを務めた。今年はフォース・インディアのレースドライバーに昇格することを目指していたが、チームはエイドリアン・スーティルを選んだ。しかしマルシャが金銭的な問題によりルイス・ラジアとの契約を解消、ビアンキの起用を決め、彼は今年F1デビューを果たすこととなった。
マルシャとの契約発表の翌日、ビアンキはバルセロナにおいてMR02を初めて走らせた。
ドライコンディションとなったバルセロナF1合同テスト3日目、ビアンキは74周を走行、1分24秒028のタイムで13人中12番手となった。
「この24時間はあっという間だったよ」とビアンキ。
「この短い間に、新しいチームとサインをかわして、新しいクルマをテストした」
「さまざまな面でMR02での初走行の一日としてはベストの日になったと思う」
ビアンキは前回のバルセロナテストにはフォース・インディアのマシンを走らせていた。
「僕は先週フォース・インディアでテストしたし、去年はフリープラクティスで走った。そういった経験はもちろんチームの役に立つ」とビアンキ。
「僕は(F1で)レースに出場したことはないけれど、F1の経験は積んできた。フェラーリにおいてもね。だからマックス(・チルトン)と一緒にこのチームでいい仕事ができると思う」
ビアンキはフォース・インディアとマルシャには大きなパフォーマンス差があることに気付いたと語った。しかしシーズンの中でマルシャは新車を改良していけると彼は考えている。
「(フォース・インディアと比べてマルシャはどこが欠けているのか)比べるのは簡単だ。でも(そこを改善するのは)簡単なことじゃない」
「メルボルンまでに実現するのは少し難しいだろうが、シーズンを通して大幅に改善していけるはずだよ」
ビアンキはテスト最終日の午前中にドライブ、午後にはチルトンがマシンを引き継ぐ予定となっている。
