2013年イギリスグランプリ フリー走行
各チーム、雨上りのシルバーストンでハードタイヤのプロトタイプをテスト

2013年6月28日、シルバーストン
 ウェットコンディションで始まった金曜日、各チームは、午後のセッションでピレリの新型ハードコンパウンドのプロトタイプをテストする機会を得ました。このタイヤは、スペインでのフリー走行で使用されたコンパウンドと同じものです。

 カナダ同様、フリー走行1回目(FP1)は雨に見舞われたため、走行機会は限定され、そのほとんどがCinturatoブルー・フルウェットタイヤによる走行となりました。

 午後、ドライバーたちは、今週末のレース用に選択されたP Zeroオレンジ・ハードとP Zeroホワイト・ミディアムとともに、新型プロトタイプタイヤへ移行することができました。午後のセッション(FP2)開始10分後、路面はスリックタイヤに十分なドライとなり、トップタイムが入れ替わりました。しかし、FP2残り40分時点で、メルセデスのニコ・ロズベルグが、ミディアムタイヤで1分32秒248のセッション最速タイムを記録しました。FP2の終盤、潜在的な摩耗率と戦略を評価するために、各チームはそれぞれのコンパウンドで燃料搭載量を変化させてレースシミュレーションを行うことに集中していました。

 雨の影響を受けたFP1では、1時間30分のセッション残り15分時点まで誰もタイム計測を行わなかった中、トロ・ロッソのダニエル・リカルドがフルウェットタイヤを使用して最速タイムを記録しました。リカルドのタイムは、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグよりも0.784秒速い1分54秒249でした。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント
「雨のため、ドライバーたちは、我々が金曜フリー走行用に持ち込んだ2セットの新型プロトタイプによる走行を十分に行うことができませんでした。このタイヤは、先月スペインへ持ち込んだハードタイヤのプロトタイプと同じものです。またしても、フリー走行での雨によってプロトタイプを使用した走行機会は短いものとなってしまいフラストレーションを感じましたが、ここはイングランドですから驚きはありませんね! 午前中のセッション中は本格的な雨になりましたが、少なくとも各チームは、今シーズンこれまでのウェットコンディション時もあまり使用される機会無かったフルウェットタイヤに関して価値ある情報を得ることができたと思います。午後のセッションでようやくプロトタイプによる走行ができましたが、時間不足で大量のデータを収集することができませんでした。レース用のミディアムとハード間のラップあたりの性能差は、ここまでのところ約1秒となっていますが、まだ分析が必要な大量のデータがあります。土曜日と日曜日はドライが予想されているため、各チームがどのような戦略を採ってくるか興味深いところです」

■荷重
減速時の最大Gフォース(縦方向の荷重) ターン6で -3.96G
コーナリング時の最大Gフォース(横方向の荷重) ターン1で5.22G

■今日の豆知識
ピレリは、シルバーストンと深い結びつきがあります。イギリスグランプリでは、アルファロメオ158を駆るニーノ・ファリーナに始まる1950年から、フェラーリ625を駆るフロリアン・ゴンザレスの1954年まで、5年連続優勝を達成しています。ゴンザレスは、2週間前、90歳で他界しました。

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