14日、フェラーリ・ジャパンによるサーキットイベント『フェラーリ・レーシング・デイズ富士 2014』が富士スピードウェイで開催された。その中で、グランツーリスモ6でのスペシャルマッチ『Shell V-Power EXITING CHAMPIONSHIP』の準決勝/決勝ラウンドが行われ、決勝に進出した3名が、元F1ドライバーのジャンカルロ・フィジケラとのGT6対決に臨んだ。
フェラーリ・ジャパンが開催する年間最大のサーキットイベントとなるフェラーリ・レーシング・デイズには、今年も多くのフェラーリオーナーや不フェラーリファン参加。ワンメイクレースの『フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・アジア・パシフィック2014』や、名車・スペシャルカーの展示、参加者たちによる走行などが行われた。
そんな中で準決勝/決勝が行われたEXITING CHAMPIONSHIPは、『Shell V-Power』の日本発売開始を記念して開催されたGT6のスペシャルマッチ。8月のオンライン予選には3万5119人が参戦し、その予選を勝ち抜いた15名の精鋭が、優勝を目指して富士に集結した。
準決勝ラウンドを制した3名が決勝に進出し、フィジケラを交えて4人でのレースに臨むことに。決勝でも一進一退の攻防が繰り広げられたが、フィジケラとのバトルも制してハンドルネームYAMさんが優勝。今年春に開催されたグランツーリスモ6の大会『BMW Z4 Challenge』でもJapan cupのチャンピオンを獲得しているYAMさんが、このEXITING CHAMPIONSHIPでも王座に輝いた。
「本物のレーサー、フィジケラ選手とバーチャルで対戦できてうれしかったです。素直にうれしいです」と優勝の喜びを語ったYAMさん。優勝特典として、フィジケラとの同乗走行を体験し「実際のサーキットとシミュレーターのブレーキングポイントが同じで驚きました」と走行を振り返った。