フェラーリ、2013年上半期の業績における一貫した成長を達成
営業利益1億7,600万ユーロ、前年同期比22%増
純利益1億1,620万ユーロ、前年同期比20%増
史上最高の事業活動による純現金12億2,000万ユーロ
売上高11億7,700万ユーロ、前年同期比7.1%増
正規ディーラー・ネットワークへの新車販売台数3,767台、前年同期比2.8%増
日本においても、前年同期比28%増のめざましい記録を達成
8月1日、イタリア・マラネッロ発 ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長のもと、フェラーリ取締役会が召集され、2013年上半期の業績が正式に発表されました。
取締役会は、生産台数の戦略的削減措置の効果が初めて現れたことを強調しました。この措置の効果は、下半期により顕著になる見込みですが、上半期においても販売台数の伸びはすでに第1四半期より鈍化しており、その一方で営業利益と純利益が急増しました。
フェラーリは、2013年上半期に売上高、営業利益、純利益を含むすべての主要な指標において、優れた業績を達成しました。営業利益は1億7,600万ユーロ(前年同期比22%増)、純利益は1億1,620万ユーロ(前年同期比20%増)まで成長しました。売上高は11億7,700万ユーロ(前年同期比7.1%増)でした。
第1四半期にやや低迷した正規ディーラー・ネットワークへの新車販売台数も、前年同期比2.8%増となる3,767台を記録しました。
事業活動による純現金は、史上最高の12億2,000万ユーロを記録しました。これに支えられ、プロダクトに対する巨額の投資を実施しましたが、上半期には1億8,900万ユーロのキャッシュフローを獲得しました。
この好調な業績は、全プロダクト・レンジにおける一貫した売り上げの達成によるものです。8気筒のラインでは、「フェラーリ・カリフォルニア30」と「458 スパイダー」が一貫して堅調な売上を示しました。また、12気筒のラインにおいては「FF」が強い売れ行きを示す一方、「F12 ベルリネッタ」も優れた売上を達成しました。その実力は、ベストパフォーマンス・エンジン・オブ・ザ・イヤーにおいて、「458」のV8エンジンが2つの部門賞(今年2度目)を獲得したことに加えて、今年は「F12 ベルリネッタ」のV12エンジンが最優秀賞に輝き、3年連続で名誉ある賞をフェラーリにもたらしました。
アトリエおよびテーラーメイド・プログラム、フェラーリ・クラシケ部門も、売上に大きく貢献しています。特に、改築されたフェラーリ・クラシケのファシリティでは、世界屈指の貴重なクラシックカー・コレクションが多数レストアされました。
カナダを含む北米市場でも、1,048台の新車を正規ディーラー・ネットワークに販売し、前年同期比9%の成長率を達成しました。戦略的な販売台数の削減策を講じる中で、納車までの待ち時間を2年以内とするために、今後数ヶ月は販売台数が短期的に増加する見込みです。
ヨーロッパでは、イギリス市場において販売台数415台(前年同期比6%増)を達成し、ほぼ前年並みの販売台数388 台(前年同期比1%増)であったドイツを暫定的に凌ぎ、ヨーロッパにおけるトップの市場に躍り出ました。一方、イタリアでは、販売台数は全販売台数の3%に相当するわずか116 台に留まり、依然として販売は減少傾向にあります。
中東においては、新車販売台数が264台(前年同期比39%増)と二桁台の成長率を達成しました。日本市場においても、上半期に前年同期比28%増となる172台が販売され、震災危機以前の水準まで回復しました。
急成長が続いていた中華人民共和国、香港、台湾を含む大中華圏では、成長の鈍化が見られ、販売台数は前年よりも50台少ない350台弱に留まりました。この減少は、近年、力強い成長を示していた香港への販売台数を削減するフェラーリの決定と、高級嗜好品に対する増税の懸念に起因するものです。
ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、「2013年上半期に、フェラーリはまたしても記録的な業績を達成しました。2カ月前、当社は生産台数削減という重要な戦略的決定を下しました。この決定の効果が本格的に現れるのは下半期になる見込みですが、すでにその兆しが見えはじめています。フェラーリならではのエクスクルーシブ性と高い価値を継続し、維持することにより、わずか2%強の販売台数の拡大により、当社の主要目標であり、今後も目標であり続ける、EBIT(営業利益)の20%成長を達成しました」とコメントしました。
フェラーリのブランド・ビジネス(ライセンス事業、リテール、Eコマース)も依然堅調です。リテール部門では、5月初旬にマラネッロで発表した新しいフェラーリ・ストア・コンセプトを、近く全世界のフェラーリ・ストアに展開する予定です。マラネッロでは、革新的なデザインにより、お客様のショッピング・エクスペリエンスを改善しただけではなく、わずか2ヶ月で売上を50%向上することにも成功しました。
フェラーリは、今後もライセンス活動の合理化を進めていきます。わずか1年でライセンシー数を60に絞ることで、2013年上半期に9%の増収を達成することができました。
オンライン分野でも、Eコマース売上の21%増という嬉しい知らせが届いています。また、ソーシャル・ネットワークが今ではフェラーリの主要なコミュニケーション・チャンネルとなり、世界中のエンスージアストおよびティフォージの方々で賑わっています。また、フェラーリのFacebookは1,200万人以上のファンを獲得しています。
最後に、マラネッロのフェラーリ・ミュージアムの成功にも触れておくべきでしょう。今年の初めから6月末までに、前年同期を30%上回る14万人もの方々がこのミュージアムを訪れました。
